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レール上の人生はつまらない。安定の大企業社員から、自力で100万円を稼ぐ覚悟のフリーランスへ

「将来何やりたいの?」

カナダで自由に人生を生きる人たちに聞かれた。でも、答えられなかった。

大学を出て、そこそこいい会社に就職。

王道な人生、裏を返せば「普通」であることに劣等感を覚えた尾畑さんが踏み出した先にあったものとは…?

現在Instagram(1日30秒でできるTOEIC@ケイ)フォロワー2.5万人TOEIC事業を運営しながらONEマーケのエージェントとしても活躍する、尾畑さんのストーリーをインタビューしました!

ONEマーケエージェント尾畑慧さん

尾畑さんがフリーランスを目指したきっかけは?

僕はいわゆる”王道”の人生を進んでたんですけど、「このまま普通で終わりたくない」って思うようになったのが始まりです。

大学は法政大学で国際関係の勉強をして、野球部にも入ってました。

周りは海外経験があったり、甲子園に出てたようなやつがごろごろいて…そんな環境でした。

野球時代の尾畑さん

すごそうに聞こえるかもですけど、僕は”野球じゃ勝てない”と思って1年の時点で諦めてるんです。

代わりに、勉強にベットして、ゼミ長やったり教職取ったり…。

海外留学にも行きたくて、その資格を取るためにEnglishCamp(英会話教室)にも通いました。

法政大学のゼミでゼミ長をする尾畑さん

結局親に反対されて、留学はその時行けなかったんですけどね。

「まずは就活して、就職してからやりたいことやれ」って。

“王道の人生”の途中で輝いて見えたのは、レールを外れた人たち

カナダに留学する尾畑さん

大手に行くのが正解の世界だったので、もちろんその思考で2年間がっつり就活しました。

友達とかの間でも評価されるのは、年収とか会社の知名度です。

でも僕は、「上には上がいる」ってことを知っていたので絶対無理な企業は受けなかったですね。

「この会社なら、自分が上になれそうかも!」みたいなところを選んで内定をとりました。

今思えばそれって成功と言えるのか?と思うんですけどね(笑)

就活する尾畑さん

それでも、東京駅の40階が職場の大手なので、友達にもそれなりにすごいって言われたりして、当時は成功と思ってました。

そんな感じで就活してから、4年生の7月から半年くらい、バンクーバーで留学したんです。

カナダでは遊んで過ごしたんですけど、そこで色んな出会いがあって。

カナダ留学中の尾畑さん

学歴とか大手とか、そういうレールから外れて、欲求のまま、自分のやりたいことをやっている人たちがすごく多かったんです。

be動詞もわからないのに仕事辞めて海外に来るって、僕には理解できなくて!(笑)

でもこういう人が、人生面白く生きられるんだと思いました。

「将来何やりたい?」に答えられない自分

それで、そういう人たちと喋っていると聞かれるんです。

「将来何やりたいの?」って。

でも、ないんですよ。

「そこそこ稼いで、結婚して、子供産んで…」とかそういう答えしか出ないんです。

良くも悪くも、面白くはないような答え。

大学の友達と写真を撮る尾畑さん

そこで、「面白い人生」っていいなあって思いながら、「でも俺、選択肢ねえしな」って。

結局一旦帰って就職するしかなかったです。

実は僕の友達にもそういう面白い人がいたんですよ。Tくんって言うんですけど。

大学2年生の時に1年間アメリカ留学に行ったと思ったら、帰ってきてすぐ「大学辞めてアメリカ行ってくるわ」って、学校を辞めたんです。

それでTくんはアメリカの美術大学に編入して、今はニューヨークを拠点にアーティストしてて、それでご飯食べてるんですよ。

もちろん、当時の周りの反応は「大学辞めて大丈夫そう?」って感じで…でも僕はその時からすげえなって感じてました。

やりたいこと見つけて挑戦する姿がかっこいい反面、嫉妬して素直に応援できない自分がいたりもしたんです。

法政大学の前で写真を撮る尾畑さん

Tくん以外にも、今電通で大活躍してる元カノとかも、結構異端な存在だったり。

そんな少数派の人が羨ましいし、人と違うことしているのがいいなと思っての海外留学っていうのもあったのかもしれないですね。

徐々に感じる「普通」への劣等感

僕はバンクーバーの留学から帰ったら、会社に行って普通に働くようになって…半年とか経って、先輩と飲みに行くようになったんです。

でも、飲みに行って話す内容って、愚痴とか仕事の話

会社の同僚とランチする尾畑さん

もちろんみんな仕事できる人たちなんですけど、30代とか40代ってこんな感じなんだ、みたいな。

頑張っても給与変わらない、頑張ったら損する世界で、僕も手抜いて仕事終わらせる毎日で。

先輩みても憧れるような人はいないし、この会社にずっといないだろうなと思うようになりました。

しかも、高校の友達もみんな優秀で、Amazon、ソフトバンク、電通…話聞くと年収もボーナスも全然違うんですよ。

そこに死ぬほど劣等感があって「自分ってなんて普通なんだ」って。嫌でしたね。

海外に行った友達は楽しそうだし。

このまま普通で終わりたくない、って強く考えるようになりました。

「普通」から抜け出すため始めたことは?

会社員時代の尾畑さん

資格とか、転職だとどうしても普通のイメージしか沸かないんですよ。

優秀な友達を追い越せない、っていう。

そこで、周りでやっている人もいないし”自分で稼げるスキル”に挑戦することにしました。

4ヶ月くらい独学で勉強してブログ記事書いたりもしたんですけど…稼げるイメージが沸かなくて。

知り合いで繋がった人はほぼマルチだったし。

ちゃんと”ビジネス”を学びたいってなって…(経営者って周りにいたっけ?)って考えたんです。

あ、EnglishCampの坂本さん!大学生で起業したって言ってたなって思い出して。

そこで連絡したら、ビジネス学べるスクールがあるよって聞いて、すぐ入会しました。

その時は、一旦副業で30万円稼ごうと思って始めましたね。

「人生が開いていく」のを目の当たりにする一方、変わらない自分

ONEマーケエージェントスタッフの尾畑さん

入会してから、僕と同じような時期に始めた人たちと一緒に作業会とかするようになりました。

みんな会社員で、「会社辞めたい!」って感じでモチベーション高くて、必死にちゃんとやってたんですけど…当時の自分は、「みんなすごいなあ」みたいな、なんか斜に構えてる感じでしたね(笑)

仕事が忙しいことを言い訳にというか、それでダラダラやってて

そんな中、収益もあげていないのに会社辞めて、本気で取り組むY君がすごくて…始めてから2ヶ月で25万円くらい売り上げて、夏には100万円っていう結果を出してて。

それをみて「こうやって人生がひらいていくんだ」と思いました。

自分は「会社員だから」ってやらない理由を作っている間に差がついたんです。

周りのみんなも徐々に収益化する人が増えて…負けたくない!と思って、文句言いながらもなんだかんだ楽しくて続けたら、半年くらいで僕もようやく収益化しました。

ONEマーケエージェントスタッフの尾畑さん

その時は6万円くらい。

今後どうしようってちょっと悩んだけど、やっぱりYくんの存在が大きくて。

周りもみんな事業一本に絞る人ばっかりで「こいつらすごい!俺もそうなりたい!」って思うようになりました。

正直すぐ辞める決心はつかなかったですけど、3~4ヶ月くらい悩んで退職届を出したんです。

ついに覚悟のフリーランスへ。月収100万円の道のりと、周りの変化

ONEマーケエージェントスタッフの尾畑さん

ついに大手企業を退職したわけですが…もちろん家族は大反対

母親は大号泣だし、家は追い出されました。

でも退路を絶ったからには、やるしかないって覚悟が決まりました。

途中で親父が倒れて、「お前のせいだ」っても言われたり…色々あったけど、最終的には「期限決めてちゃんとがんばれ」って応援してくれて。

そこから死ぬ気で半年頑張ったら、ちゃんと結果がついてきて初めて100万円売り上げることができたんです。

親とも少しずつ話すようになって、今はご飯連れて行ったり、ライブに連れて行ったり、親孝行もできるようになりました!

親孝行で一緒にライブに行った尾畑さんのお母さん

母親にも、僕の仕事のことも理解してもらえるようになって、今は応援してもらえています。

劣等感を感じてた友達とも比べなくなって…競技そのものが変わったのもあるけど、自分の軸ができた感じで、周りがどう言おうがなんとも思わなくなりました!

むしろ、会社を辞めたことを「すげえなお前」ってみんなに言われます(笑)

NYでアーティストになった友達も「同じように頑張っている友達がいて嬉しい」って言ってくれて、対等に話せるようになったのはすごい成長したなと思います。

ONEマーケエージェントスタッフの尾畑さんと近藤さん

今まで選んできたのは、「成功しそうな道」でした。

今は、選んだ道を正解にするっていう生き方ができるようになったし、「なんとかなる」は「なんとかしよう」になりました。

自分で稼げるようになって、いろんな選択肢を選べる力がついたなと思います。

尾畑さんにとって仕事のやりがいは?

結局仕事のやりがいってなんだろう?って考えた時に、ONEマーケのエージェントにしろ、自分の英語事業にしろ、「人の人生にどれだけ価値を与えられるか」ってところかなと思います。

ONEマーケエージェントスタッフの尾畑さん

自分の英語事業の生徒さんで、英語力が上がったことをきかっけに進路を変えて人生変わった人もたくさんいるんです。

きっとそういう人たちは自分のことを忘れないでいてくれるだろうと思うと、自分が頑張った意味っていうのがあるなって。

まあ一種の承認欲求なんだろうけど、感謝されたらやっぱり嬉しいです!(笑)
人の人生を変えるきっかけが作れるって、すごくやりがいを感じるものになるんじゃないかと思っています!

フリーランスになってよかったと思うことは?

高校時代の友達とベトナム旅行に行く尾畑さん

会社員って月曜日が憂鬱じゃないですか。

でも今って仕事が憂鬱じゃないし、やりたくないことがないというか…生活の中に仕事がある感じです。

それぐらい面白いことができてると思います。

病んだりするのってほとんど人間関係だから、それを自分で選べるのも強い!!

高校の友達と旅行に行った時、みんな帰りたくないって言ってたけど、自分はどっちでもよかったんですよ(笑)

本当にストレスのない生活になったと思います。

高校時代の友達とベトナム旅行に行く尾畑さん

ただ…唯一の弊害は、会社員の友達と旅行の日程を合わせると土日になることかな(笑)

フリーランスは平日に旅行行けるので、なるべくそうしたいんですけど…なので、友達もみんなSNSで起業してくれればと思います!(笑)

尾畑さんの今後の目標はなんですか?

仲間と「あんなことやりたいね」、って話したことが夢物語じゃなくて、現実的に全部できるようになりたいなって思います。

ONEマーケエージェントスタッフの尾畑さんと近藤さん

例えば学生の時って、みんなで会社やろうぜ、旅行行こうぜ、とか話したことないですか?

なんかそういうのを、「じゃあ来年やろうよ!」って言えるのがいいなと思ってて。

ん〜、強いて具体的にいうなら…海外で飲食店…居酒屋とかやってみたいですね!

“5年以内に”ってしようかな(笑)3年は日本で頑張りたいので!

自分が変わるきっかけって海外にあったので、なんかそこで「今まで積み上げてきたもの」ができたらいいかも〜と思います!

自信がなくて一歩踏み出せない人へ

ONEマーケエージェントスタッフの尾畑さん

単純だけど、「やらない後悔より、やる後悔」が大事です。

僕自身が今まで、「大丈夫そうなほう」を選んで、挑戦しないことの方が多かったです。

だからこそ思うのは、悩んでる時間が一番もったいない!

本を読んだだけじゃ変わらない。

大人は変に知識つけすぎて、逆にやれなくなってる人が多いと感じます。

野球を初めてやる時に、プロ野球選手になれるかなんて考えないじゃないですか。

やりたいからやってみて、やっていく中でレベルを知って、きついこともクリアして…ってなんでもそうですよね。

極論、死ななければ大丈夫だから、やってみてから決めるっていう勇気を持って行動してみて欲しいです!

もし、自分を変えたいけどイメージが沸かないなとか、何かに挑戦したいけど不安があるなという人は、僕と一緒にあなたのやりたいことを整理してみましょう!

いつでもご相談、お待ちしています!

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