自分だけの「らしさ」
「つまんなすぎて、大学は全然行ってなかったんすよね笑」
つまらない大学生活で、授業もサボってバイトをする毎日。“なにかしたい、なにか刺激が欲しい…。”そんな20歳の時、毅さんが出会ったのが「動画クリエイター」というお仕事でした。
なにをやっても続かない飽き性だった毅さんが、「好き」を仕事にして変わったこと、そして、その中で見えてきたものとは？
奥村毅（おくむらつよし）さん
現在24歳で、フリーランスの動画クリエイター。大学2年生20歳の時に事業を立ち上げ、現在はフリーランスの動画クリエイターとして、様々な企業の動画・映像制作、事業の立ち上げに携わってる。
動画クリエイターになったきっかけ
つまらない大学生活…なにか刺激が欲しかった
つよしさんは大学2年生の時にSNS起業をはじめられたとのことですが、それまではどんな大学生活だったんですか？
大学はつまんなくて、全然行ってなかったっすね(笑)
飲み、授業サボってバイト、みたいな生活でした。必修の英語の授業は、中学と一緒じゃね？受けなくてよくね？って。結局再履で取ったんですけどね(笑)
飲んでバイトして、、みたいな大学生活がつまんなくて、なんか刺激が欲しかったですね。
▲授業をサボって飲みやバイトをしていた頃のつよしさん
つよしさんが刺激を求めて何か挑戦してみたことはありますか？
大学が国際系の学部だったので、大学の授業で海外に行ってみたり、旅行でイタリアに行ったりしてました。
性格的に人に影響されやすかったり、飽き性なのもあったりして、海外に行ってみたり、いろんなバイトをやってはすぐに辞めたり、とにかくいろんなものに「いいかも」と思って手を付けてはいたんですけど、どれも長続きしないって感じでしたね。
▲ウズベキスタンにて、好きなダンスをやっているつよしさん
▲外国の方たちとバーベキューをするつよしさん
動画クリエイターという仕事との出会い
行動し続けたら巡ってきた「動画クリエイター」への道
今の動画編集のお仕事は、どんな経緯ではじめることになったんですか？
もともと何かいじくるみたいなのは好きで、自分、昔からダンスをやってたんですけど、その時に曲をいじってつなげたり、エフェクト入れたり、みたいなのはやってて。
荒野行動って知ってますか？その画面収録を編集してインスタに載せたりもしてて。
大学1年の時、大学がつまんなすぎて、映像系の専門に行きたくなった時があったんです。でも、専門学校だとつぶしが利かないし、大学なら選べるからって親の反対もあって、結局辞めたんですけどね。動画自体は無料のソフトでも作れたし、職にしなくてもいっか、大学を変えるほどでもないか、って。
でもそんな時に、高校時代の友人からたまたまInstagramで声をかけてもらったんです。ちょうどその友人の勤めている会社で動画編集できる人を探していて、僕がInstagramに載せていた動画を見てくれていたみたいで、声をかけてくれました。
いろいろ行動していたら、やりたいことをやるチャンスが巡ってきたんですね！やっぱり動画制作はやっていて楽しいですか？
そうですね！その人なりのイメージにばちっと合ったものも作れたときは、“天才だな～”って思いますね！逆に全然はまんない時もあるので、難しいんですけどね(笑)
「好き」を仕事にして得られたこと
大学生の時に求めていた“夢中”を手に入れられた
今の動画編集という仕事をはじめて変化したなと思うことはありますか？
さっきも話したとおり、僕すごく飽き性なんですよね(笑)バイトも続かなくて、ちょっと辛いと思ったら、あの仕事の方が楽しいかなってすぐ見切りを付けてすぐやめちゃったり。
今お世話になってる事業者の方にお仕事をもらって、WebデザインとかWebサイト制作とかをやらせてもらってたこともあるんですが、やっぱり続かなくて。でも、動画編集は続けられて、今は動画編集に落ち着いてます。
もちろん案件によっては嫌だなと思うこともあるし、いろんなことに手を付けてきた分、転職しようと思えば転職だってできるとは思うんですけど。
でも、やることを変えたところで自分は成長できるのか？と思うとそうでもない気がして。今は自分の見切りの早さも抑えて、嫌なこと、辛いことにも逃げずに立ち向かえるようになったなと思います。
自分の弱いところも向き合いたいと思えるほど、夢中になれるものに出会えた、ということですね！自分が変わったきっかけは何が大きかったと思いますか？
やりたかった動画ができているからっていうのもあるとは思いますが、周りの人にも恵まれてきたからかなって思います。
人と関わりながら仕事する中で、自分の足りないことがわかって、自分の弱いところと向き合って、自分の成長を感じながら仕事できているからかなって思いますね。
これからの目標や夢
できることを増やして、関わらせてもらっている企業さんを大きくしたい
大学生の頃と比べて、今はとても充実した毎日を送っているんだなっていうのが伝わってきます。つよしさんはこれからの目標や夢はありますか？
そうですね、まず動画案件の幅を広げて、動画のディレクションやコンサルティングの案件を増やしていくことですかね。
今は依頼をもらって忠実に作るような感じだけど、ディレクションとかコンサルティングは、こうしたらいいんじゃないかって提案もできるんですよね。ディレクション、コンサルティングの方が単価も高いので、そういう仕事も増やしていきたいなって思っています。
あとは、自分自身ができることを増やして、今関わらせてもらっている動画制作チームや企業をもっと成長させていくことですね。
できることを増やしていきたいという気持ちもあるんですね！それは、動画編集だけでなく、という意味ですか？
そうですね、動画編集はロードマップを作ってどんどんスキルや知識を後輩に受け継いでいきたいんです。結局1人だとできる幅も限られてしまうし、とにかく僕飽き性なので(笑)
ずっと動画をやってくいとは限らないので、僕がいないとできないってことだと窮屈だし、嫌なので、どんどん後輩に受け継いでいきたいです。なので、これをすごいやりたい、極めたいっていうよりかは、できることをどんどん増やしていきたいです。
今は、未経験の方に1から動画編集を教えるようなお仕事もさせてもらっています。
「お前、社長でいいよ」と言われるくらいの自分に
そうなんですね！教える側になってみて、変化や気づきはなにかありましたか？
そうですね！自分の知識が誰かのためになると思うと、やりがいありますね。
話を聞いてるとどんどん悩みがでてきて、本当に、僕が思っている何倍も知らないことがあるんだなって思います。わかってるようでわかってないことってたくさんあるんだなって気づきました。学びは日々本当にたくさんあります。
人と関わることで、自分に足りないものに気づけたんですね！学びが多いと、毎日充実しますよね。その先の展望や夢はありますか？
そうですね、デカいことを言うなら、今関わらせてもらっている社長さんに「お前、社長でいいよ」と言われたいですね。
できることがどんどん増えて、いろんな事業を任せてもらえるようになって、人を動かす力がついて、組織を動かせるようになってという意味で、そのぐらいいけるといいなと思っています。
多分、今とは全然違う視点なんだろうなと思います。その分問題はたくさん起きると思うんですけどね(笑)でも、それだけ濃い毎日になりそうだなって思います。
将来に悩んでいるあなたへ
「やりたい」に従ってとにかく行動してみること
最後につよしさんから、将来に悩んでいる方へメッセージをお願いします！
僕自身、本当に何をしたいのかはわかりませんでした。
営業で成果を出している人を見たら営業をやりたいと思ったし、アパレルで楽しそうに仕事している人を見たらアパレルで生きていこうかなとも思ったし、ワーホリで充実している人を見たら海外で仕事するのもいいかな〜とかも思いました。
けど、それでは常に周りの人の影響で生きていくことになるし、上手くいかない時に「他のことをすれば上手くいくかも」という考えで、「逃げ癖」がつきます。
なので自分のやりたいことに素直に従ってください。あなたのやりたいことは何か考え、行動してみてください。結局は行動しなくては何も始まらないと思います。
僕は過去にコンビニ、居酒屋、アパレル、動画制作、Webデザイン、Webサイト制作などのあらゆることに挑戦し、今は動画に携わることを選びました。これは、行動したからこそ選べた道です。
行動できるうちに行動し、知識や経験をつけた上であなたのやりたいことが見つかり、より楽しい人生となっていくことを願っています！
力強いメッセージ、ありがとうございます！
きっとつよしさんの言葉や生き方で、勇気をもらう方がたくさんいると思います！
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毅さんが「動画クリエイター」という夢中になれる仕事に出会えたのも、自分のやりたいことに従って行動していったからこそです。
自分が夢中になれる「本当にやりたいこと」を見つけるためには、まずはやりたいと思ったことに従って行動してみることが第一ステップです。
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