「フリーランスはやめといたほうがいいのかな…」
「フリーランスは楽しすぎ?後悔?本当はどっちなんだろう」
副業で月数万から数10万を稼げるようになって、将来的に「フリーランスになるのはどうなんだろう」と考えた経験はありませんか。
そんな中「フリーランスは生きていけない」「やめとけ」といったことを聞いて、フリーランスになるのを迷っている方も多いです。
フリーランスになることは、メリットも多いですが、甘くないのも現状です。
そのため、しっかりと事前に準備をしないと後で後悔する可能性もあります。
この記事では、フリーランスが「やめとけ」と言われる理由や向いている人の特徴、フリーランスとして生きていくためのコツまでご紹介します。
フリーランスが気になる人はしっかりチェックしてみましょう。
フリーランスはやめとけと言われる13の理由

フリーランスが「やめとけ」と言われている理由についてお伝えします。

収入が安定しづらい
フリーランスはやめとけと言われる理由の1つに、収入が安定しづらいことがあります。
案件やプロジェクトをもらって報酬をもらうため、クライアントや企業の必要性や社会の状況、継続さによっても変動があります。
初めは単価の低い案件を受けたり、今できる条件で仕事を探したりすることもあります。
案件が取れたとしても、任された案件が終了したり、季節やトレンドの移り変わりでオフシーズンになる場合もあります。
例えば
- 動画編集を1週間に1本のペースで納品。1本あたり3000円
- 1文字1円でWEBライター。1記事2000字の記事作成
- 長期で任されていたWEBサイト作成が終わり、契約満了に
有給などの福利厚生がない
フリーランスはやめとけと言われる理由に、福利厚生がないことがあります。
会社員と違い、フリーランスは企業に属していないためこの制度を利用できません。
例えば
- 社宅や家賃補助がでない
- 社会保険の会社負担がない
- ボーナスや退職金がない
- 有給休暇やその他休暇制度がない
*福利厚生は、企業が従業員に安心して働いたり、働きやすい環境を作ったりする目的やその家族の生活向上を目的として、給与・賞与とは別に提供するサービスや制度のことです。
休むと収入が途絶える
フリーランスは、働いた分の報酬をいただく働き方のため、休むと収入が途絶えてしまいます。
体調不良や怪我をして長期的に動けなくなった場合は、支払いが滞納してしまったり、生活費が払えなくなる場合もあります。
社会的信用が低く審査に通らない
フリーランスがやめとけと言われる理由に、社会的信用が低いことが挙げられます。
大きな理由は、フリーランス事業で返済能力があるのか、万が一の場合の保証がないことを見られているからです。
会社員との違いは、企業の規模や安定した収入があり、それが信用を高める傾向があります。
例えば
- クレジットカードの発行
- 住宅ローンの審査
- 賃貸物件を借りる
- 分割払いの審査
事前に審査を済ませておくと、フリーランスに転身した時の準備がスムーズに進みます。
会社員に比べ税金を多く払う場合がある

会社に勤めていると、社会保険に加入しているため、会社が半分負担をしてくれます。
しかし、フリーランスは、全額負担になります。
また、個人事業税は事業による所得が290万円を超える部分に対して、職種によって3〜5%の税率が課されるものです。
例えば
- Webデザイナーやイラストレーター デザイン業で5%
- 美容師 美容業で5%
一方で、税金がかからない職業もあり、課税されない場合がある職業はフリーライター、動画配信者、プログラマーなどと、その人にしかできない独自性や創造性で判断されます。
支払いが滞ることがないように、考慮しながらフリーランスになるべきかを判断してみてください。

*標準報酬月額:基本給に加え、各種手当、年4回以上支給される賞与などが含まれたものを保険料の計算をしやすくするために等級で分たもの
確定申告を自分でする必要がある
フリーランスは、確定申告を自分でする必要があります。
会社に勤めていると、会社の経理担当者が代わりに年末調整などをしてくれるため、自分でする必要がありません。
しかし、フリーランスは、売上から経費を引く作業や帳簿作成までしなければいけません。
税金の勉強もーからする必要があります。
孤独を感じやすい
フリーランスは、黙々と1人で作業することや在宅ワーク(リモートワーク)ができることも多いため、孤独を感じやすい瞬間が多いです。
会社員と違い、チームで作業することもあまりありません。
1人で作業することが多いと、仕事の不安や相談ができなかったり、モチベーションが下がったりと自己肯定感の低下につながる場合もあります。
長時間労働で不健康になりがち
フリーランスがやめとけと言われる理由に、長時間労働の常態化が挙げられます。
例えば
- 締切に追われ、作業時間が週に50時間を超える
- 定期的な健康診断の放置
- 睡眠不足が続く
- Uberで栄養が偏った食事が多くなる
最悪の場合、突然体が動かなくなったり、過労死、精神障害などの深刻なリスクが高まります。
AIに仕事を奪われる可能性がある
フリーランスは、業種によってAIに仕事を奪われる可能性があります。
Webライター業を始めたが、AIの導入によりクライアントから仕事の打ち切りに遭った人もいます。
AIに仕事を奪われた方について
ライバルと同じスキルレベルや時代に追いついていないスキルは、”AIの方が仕事ができる”と判断されてしまいます。
スキルがないと生き残れない
フリーランスの人口は、数が増加し続けています。
ライバルの増加により、案件を取る難易度も高まります。

引用:フリーランスは増えすぎ!?人口増加の理由と競争社会で生き残る方法
スキルがないとまず案件に応募ができなかったり、取れたとしても数が限られていたりします。
意外と自由に働けない面もある
フリーランスは、「働く時間も場所も自由に選べる”最高の職業”」と見えるかもしれませんが、意外と自由ではない面もあります。
休むも働くも全て自分で決められるのは魅力の1つですが、成果に応じて報酬がもらえる場合は自分でスケジュールの調整が必要になります。
例えば
- クライアントからの納期やスケジュールの固定
- 多くの案件を抱えたときの時間管理
- 休みが不定期、不安定化
報酬や契約のトラブルは自分で対処しなければいけない
フリーランスは、報酬や契約上のトラブルが発生した場合自分で対処しなければいけません。
日本労働組合総連合会の2024年の調査によると、フリーランスとして仕事上でトラブルの経験があるか聞いて、「ある」と回答した割合は 46.6%、 「ない」と回答した割合は 53.4%となりました。

例えば
- 不当に低い報酬額の提示
- 報酬の支払いの遅延
- 仕事の一方的な打ち切り
- クライアントと連絡が取れなくなる
- 契約以外の業務を強要される
このような場合は、すぐにクライアントへ相談してみることが早いですが、事前に契約書をしっかり確認し、不明点をクリアにしておくことがおすすめです。
フリーランスが相談できる窓口
- 厚生労働省「フリーランス・トラブル110番」
- 税理士会「公益財団法人日本税務研究センター」
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構「よろず支援拠点」
継続するためにセルフマネジメントスキルが必要
フリーランスを継続して、生き残るためにセルフマネジメントスキルが必要です。
時間、タスク、体調、メンタルの管理ができないと、安定して成果が出せなくなったり、睡眠不足や精神的な負担になり健康に害が出る恐れがあります。
下記で対処法もお伝えしていきます。
フリーランスになるメリット5選

フリーランスになるメリットをご紹介します。

自分に合う働き方を選べる
フリーランスは、自分に合った働き方を選ぶことができるのが魅力です。
例えば、在宅ができる働き方を選べば、通勤時の満員電車のストレスから開放されたり、子どものスケジュールに合わせて時間を調節できたりと調整することができます。
朝が苦手な人は、昼から夜にかけて作業時間にするなども自由が利きやすいのが特徴です。
節税対策でお得に稼げる
フリーランスは、経費を計上でき、控除を使うことで節税ができ、お得に稼ぐことができます。
開業届けを出すことは必須ではありませんが、出しておくと、個人事業主として確定申告で青色申告ができるということです。
青色申告とは、確定申告の手続き方法の1つで、複式簿記で申告をする制度で、最大65万円の控除を受けることができ節税ができるのが特徴です。
働きたい年齢まで働ける
フリーランスは、定年が決められていないため、いくつになっても、働きたい年齢まで働くことができます。
特に、専門的なスキルや技術力があれば40代、50代になっても年齢に関係なく案件をもらったり、人脈を通じて活躍する人もいます。
さらに長く働き続けるために、スキルを習得し続ける努力や最新のトレンドに敏感になること、納期を守ったり、連絡をこまめにとるなどが信頼にも繋がります。
学歴や職歴は関係ない
フリーランスは、学歴や職歴は関係がなく、誰もが目指せるものです。
ただし、「どんなスキルがあるのか」「どんな実績があるのか」といったことが重要視されます。
未経験の場合でも、学んできたことやこれから叶えたいものをアピールすることで、案件の獲得のチャンスが十分にあります。
例えば、高卒からフリーランスになった人や普通の大学生だった人がフリーランスを目指すことも十分に目指すことができます。
以下の記事では経験談をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
スキル次第で収入を上げられる
フリーランスはスキルの専門性や技術力で即戦力にもなり、高単価の案件までを受けることができます。
WEBデザイナーであればコーディングまでできたり、動画編集者はAdobe After Effectsを使いこなせると案件の幅や単価をあげることができるようになります。
例えば
- WEBデザイナー
幼稚園のホームページ作成でデザイン、コーディング、移管作業:40万〜50万円 - 動画編集者
インフォグラフィック 動画の制作でデザインからアニメーション制作:20万〜25万円
フリーランスに向いてる人の特徴5選

フリーランスに向いている人の特徴をご紹介します。
フリーランスは自分に合っているのか判断する指標にしてみてください。
自己管理や環境づくりができる人
会社員と違い、自分で環境を作ったり、時間管理をする必要があります。
納期や締め切り、クライアントの要望にいち早く答えるためにも、作業スペースやネット環境、作業時間の管理を徹底しましょう。
さらに、長時間労働のリスクを下げるためにも、働く時間と休憩をしっかり取ることや健康的な食事を心掛けるなど「自分を大切にできる働き方」を意識しましょう。
環境づくりの例
- 朝8:00から作業開始する習慣をつける
- 集中できるデスクや長時間座っても疲れない椅子を用意する
- 孤独解消やストレスの吐け口を見つける
- 身近に相談できる人を作る
時間管理の例
- 納期から逆算したスケジュール作り
- 栄養と休息をしっかり取る
- Googleカレンダーにタスク整理する
- こまめに休憩の時間を作る
1人作業が苦ではない人
1人での作業が多くなるフリーランスは、この時間を苦に感じない人や黙々と作業に没頭できる人が向いています。
旅をしながら仕事をしたり、おしゃれなカフェで仕事したり、と場所を自由に選んで仕事をしたい人はフリーランスの適性があると言えるでしょう。
スキルを学ぼうと前向きに努力ができる人
日々進化する最新技術やトレンドに敏感であり、クライアントの要望にしっかり答えられるようになるためにスキルを身につけていく努力は怠らないようにしましょう。
フリーランスの増加でライバルが増えているため、クライアントから選んでもらえるような、案件を安定して取れるようになることは必須です。
実務経験やスキルがある人
実務経験やスキルがあることは、クライアントから「安心して任せられる!」という印象を持たせます。
フリーランスで案件を継続的に取れたり、高単価の案件を受けたりできるように徐々に経験を積んでいきましょう。
オンオフの切り替えが得意な人
仕事のオンオフの切り替えがうまくできる人は、フリーランスに向いています。
仕事とプライベートの空間を分けたり、作業時間や休日を決めたり、気分転換を取り入れたりができると無理なく仕事を進めることができます。
例えば
- 始業時間は8時。作業時間は8時から17時まで
- 仕事をする時はコワーキングを利用する
- 仕事終わりにジムでリフレッシュ
フリーランスは甘くない!後悔せずに生きていくコツ

フリーランスとして生きていけるためのコツをご紹介します。
フリーランスは甘くないですが、”意識して実践”すると、成功に繋がります。
報連相を徹底する
フリーランスで大切なことの1つが、報連相を徹底することです。
案件を受ける際に、方向性に迷ったり、不明な部分が出てきたり、クライアントの要望に答える必要があります。
そんな時にすぐ相談できたり、進捗を報告できたりするとクライアント側が管理や進捗の判断ができやすいです。
案件を任せているうちに、「またお願いしたい」「これからも任せたい」と継続して案件をお願いされることもあり、信頼性が増すことにも繋がります。
常にスキルを磨き続ける
フリーランスとして成功するには、常にスキルを学び続ける努力を怠らないようにしましょう。
常に移り変わるトレンドや最新の情報に敏感になることも大切なことです。
スキルの多さで、案件に応募できる数が増えたり、仕事を安定的に、高単価で依頼してもらえるようになったりできるようになります。
フリーランスとして安定し、さらに収益を拡大するためにもスキルを学び続ける努力を心がけましょう。
例えば
- WEBデザイナーで高単価を狙うには
デザイン作成だけでなく、コーディングまでのスキルを身につける - 動画編集者で高単価を狙うには
様々なソフトを使いこなせる技術力とマーケティングの視点を身につける
締切や納期を厳守する
フリーランスとして生きていくために、信頼を持ってもらうことは重要な要素です。
納期をギリギリにしない工夫やタスクを整理できる工夫をして、作業がスムーズに進むようにしましょう。
事前にスケジュールの余裕が出るように、目安を多くとりながら進めることやイメージの擦り合わせ、修正などが合った場合にも対応できるように前持って進めていきましょう。
クライアントを複数持つ
フリーランスとして安定するために、複数のクライアントを持つことが1つの方法です。
例えば、1つの案件が終了し、契約が終了したり、経営状況で案件が打ち切りになった場合も、他の案件があることで収入が途絶えることを防ぐことができます。
さらに、複数の場所でクライアントを持つことは、スキルアップや幅広い経験を積むチャンスにもなります。
1つのクライアントだけでは経験できないテーマや分野に触れる機会を増やすことで自分のスキル向上に繋がります。
また、フリーランス向けの福利厚生サービスがあるので、活用してみることもおすすめです。
福利厚生サービスの例
確定申告の理解を深める
フリーランスは確定申告を自分でしなければいけないため、確定申告の理解を深めることを意識しましょう。
フリーランスとして続けるために、確定申告のツールを利用すると簡単です。
仕訳作業の自動化や経費の登録など申告できるまでを数時間で処理することができます。
おすすめツール
人と関われる場所を見つける
孤独を解消するために、フリーランスの人との交流やコワーキングスペースを利用して人と接する機会を増やすことがおすすめの方法です。
例えば
- コワーキングスペースを利用する
- フリーランス向けオンラインサロンに参加する
- フリーランスの勉強会やセミナーに参加する
- フリーランスの仲間と作業をする
フリーランスは「やめとけ」と言われる理由|まとめ

フリーランスは、年齢や学歴に関係なく、働き方の自由度が高い部分がメリットとしてあげられます。
しかし、フリーランスになったことを後悔しないためにも、収入の不安定になりやすいこと、働き方、会社員との違いを知っておきましょう。
しっかりと考えて準備をすると、フリーランスで成功することに繋がりやすいです。
