「新卒で入った会社、すぐ辞めるとどうなるんだろう…」
「辞めたら人生終わっちゃうのかな…」
新卒で入社して数ヶ月で、”朝が早い…””楽しくない””通勤ラッシュが辛い”、月曜の朝になると”1週間が始まると感じて辛い”といった経験はありませんか?
安定してお金が入るから続けているけど、ふと転職を考え始める人も多いでしょう。
「辞めてよかった」と思う人がいる一方で、勢いで辞めてしまったことで、「辞めなきゃよかった」という声もあります。
この記事では、新卒ですぐ辞める人の割合や辞める判断基準、納得のいく転職を叶えるためにできることをご紹介します。
退職をするのか迷っている人はしっかり吟味してみましょう。
新卒で入った会社を辞める人は多い?その割合は3割

厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況」によると、大卒で就職後3年以内の離職率は、33.8%です。
令和4年大学卒業者の1年目で退職した人の割合は、12.1%で、10人に1人が退職をしているのが現状です。

また、短大卒業者と比較すると、44.5%と半数近くの人が退職してることがわかります。

引用:厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況」
なぜ新卒ですぐ辞めてしまう人が多いのか?

新卒入社ですぐ辞めてしまう理由が多いものをご紹介します。
朝の通勤や週の始めが辛い
すぐ辞めてしまう理由に、通勤を含む環境変化になれていないことがあります。
出勤の日の習慣に慣れるまでに、身体的にだけでなく、精神的にもストレスになっていることがあります。
例えば
- 片道1時間から2時間以上の長距離の通勤
- 朝と夜の通勤ラッシュへのストレス
- 朝早い始業時間と遅い残業が重なり睡眠時間が安定しない
仕事にやりがいを感じない
すぐ辞めてしまう理由に、仕事に対するやりがいを感じられなかったり、仕事内容の理想と現実のギャップを感じてしまうことも少なくありません。
やりがいを感じなくなる例
- 毎日積み重なる仕事を淡々とこなす日々
- 頼まれた仕事をしていて「なんでこの仕事してるんだっけ」とふと思う
仕事にギャップを感じる例
- 企画職なのに電話対応や事務作業ばかり
- 自宅から近い勤務先と聞いていたが派遣先は、片道通勤1.5時間以上
- 正確な残業時間をつけると上司から指摘される
職場の人間関係で居心地が悪い
すぐ辞めてしまう理由に、人間関係のトラブルがあります。
上司や先輩とうまくコミュニケーションが取れないことや忙しさが目立って教えてもらえないなどもあります。
上下関係に厳しかったり、飲み会の強制などで人間関係に居心地が悪いと感じる人も多いです。
明確なトラブルがなくても、なんとなく馴染めないと感じる人もいます。
例えば
- 女性の割合が多い職場で、女性同士の揉め事が頻繁に起こる。
- 同期が少なく、相談できる人がいない
- 職場の雰囲気がギスギスしている
人生終わり?新卒ですぐ辞めた後に起こること3選

新卒で入った会社をすぐに辞めても、「人生が終わり」ということは決してありません。
しかし、すぐに辞めた後に起こる影響もありますのでご紹介します。
3年以内の離職は転職で不利になる
「少なくとも3年は仕事をしておかないと評価されない」など、退職にいい印象がないような言葉を聞いた経験はありませんか。
1年未満の短期離職は「またすぐに転職してしまうのではないか」という懸念から不利になりやすい企業もあるようです。
そのため、離職を前向きにアピールできるようにこのような対策をしてみましょう。
好印象で前向きなアピールをしよう!
- 離職した明確なポジティブな理由があること
- 次の職場で何をしたいのか
- 数年後のキャリアビジョンを話せる
生活費が維持できない
会社を辞めると、まとまった給与がもらえなくなるため、生活費に困ることがあります。
貯金していた分を切り崩しながら生活費をやりくりする必要がでてきます。
一人暮らしの場合は、家賃や光熱費が固定費としてかかるため、アルバイトをしなければいけない人も出てくるでしょう。
さらに、会社に勤めている間は、会社が健康保険料や厚生年金保険料を、一部を負担してくれます。
しかし、退職後は、国民健康保険料や国民年金に加入する必要があります。無職でも、これらの支払いは免除されません。
*国民年金は1カ月あたり約16,000円の支払いが必要です。
周囲の人から過剰に心配される
新卒ですぐに会社を辞めてしまうと、周りの人から心配される場合があります。
友人や家族、親戚などから「この先大丈夫そう?」「私が新卒の時は我慢してでもやってたよ」「3年は働かないとね」などと言われることもあるでしょう。
ストレスや強いプレッシャーを感じ、精神的に負担になる人も多いです。
同年代の友人で会社に馴染んで、先輩や上司と上手く仕事をしている人をみると自分と比較してしまうこともあるでしょう。
しかし、周りと比べず、自分のペースで物事を考えることが大切です。
人生終わりじゃない!辞めてよかったこと2選

新卒で会社をすぐ辞めても人生は終わりではありません。
むしろ自分を見つめ直したり、精神的に楽になったりすることもあります。
仕事のストレスからの解放された
会社を辞めると日頃のストレスが一気に解放されて、精神的にも楽になります。
仕事に追い詰められていると、周囲も自分も見失ってしまいます。
上司との人間関係や仕事のプレッシャーに耐えている人は、会社を辞めることを視野に入れてもいいでしょう。
ストレスが危険なサイン
- 不眠が続いている
- 慢性的な疲労を感じる
- 動機が頻繁に起こる
- 涙が止まらない
自分に合う仕事や働き方を考える機会になった
仕事に対して何か不満があったなら、自分に合わなかったということです。
自分のなりたいものやしたいことを振り返ることができるチャンスです。
頭で考えることも大事ですが、文字にして順番に書き出してみることで自分のできることややりたいことを見つけることができるでしょう。
書き出すことの例
①仕事で不満に感じている部分
思ったより事務作業が多い、研修後地方への転勤を命じられた、みなし残業が日常化していた
②仕事で苦手な部分
上司とギスギスした関係、実力主義な風潮が感じられた
③仕事で好きだった部分
週に2日テレワークが選べたこと、残業がない、人と話せる環境
④仕事で得意だった部分
スケジュールを立てて1つずつ進めること、企画や商品の斬新な提案をできた
転職の機会にもう一度自己分析をして、新しい自分軸を見つけることができると、自分に合う仕事や働き方に巡り会える確率がアップするため、こちらの記事をみながらやってみてはいかがでしょうか。
新卒で「辞めなきゃ良かった」と後悔した瞬間3選

「辞めてよかった」という声がある一方で、「辞めなきゃよかった」と思っている人も一定数います。
急に辞めると後悔しやすい場合もあるため、会社を辞めるかどうか迷っている人は判断基準にしてみてください。
転職が難しくなった
新卒1年目から3年目で辞めていると、転職が難しくなる場合があります。
前職の受け身な退職理由だった場合や退職後に長い空白の期間がある場合は不利になる可能性が高いです。
不利になる退職理由の例
- やりがいがない
- 仕事がつまらない
- 退職後の長期間アピールできるものがない
- 給与や待遇が悪い
企業は、長く働いてもらうことを期待しているため、「また辞めてしまうのでは?」と思われてしまう可能性があります。
一方で、新卒から3年以内の「第二新卒」は社会人経験が評価される点で転職に強く、需要も高い存在です。
下記でさらに詳しくお伝えしていきます。
転職後の給与が下がった
転職後に給与が下がってしまう場合があります。
新卒で入った会社がより良かったと思う瞬間も少なくありません。
例えば
- ベースサラリーが低く、また昇給が思ったほど良くない
- 残業手当がない
- 基本給が高い分、残業代は低い
- ボーナスが前の会社の半分ほどになった
転職先の年収や給与について、働きやすさや叶えたいことを考えて選んだ企業と今の職場との比較を忘れないようにしましょう。
転職先の待遇が悪くなった
転職先の福利厚生などの待遇が前職ほどよくなかったと感じる人がいます。
例えば
- 家賃補助が3万円下がった
- 社宅がない
- 有給の日数が減った
- 有給が取りにくくなった
大手や業績が右肩上がりの会社であれば、待遇がよくなる傾向があるので、転職先の待遇や業績を確認することも重要なポイントです。
新卒で辞めた後、今からできること3選

新卒で辞めた後に今からできることをご紹介します。
自己分析をしてもう一度見つめ直そう
辞めた後に自己分析をして次の転職に向けて準備をしましょう。
短期間であっても社会人を経験して感じたことを整理することが、次の転職先を選んだり、転職が上手くいくヒントになります。
整理すること
- 同僚から褒められたこと→できることや強みに!
- やりたくないことや辛かったこと→自分に合う企業を選ぶ要素に!
- 誰のために、何のために働くのか→仕事のモチベーションが明確に!
社会人になってから自己分析をしていないなと思う人は一緒に取り組んでみませんか。
ONEマーケではキャリアのプロが1人1人に合った自己分析をしています。
転職に不安がある人や、他者目線でのキャリアの方向性を知りたい人は、自分の経験から強みや個性を整理してもらうことができます。
転職の軸探しに、ぜひ一度キャリアコーチと自己分析をしてみてはいかがでしょうか。
第二新卒枠で再就職を目指そう
採用側は、新卒ですぐに辞めた人の採用に慎重になる傾向がありますが、社会人経験を一度でもした人は「第二新卒」の枠を使うのがおすすめです。
*第二新卒とは
新卒で入社後3年以内に転職活動をしている人
実は、第二新卒は社会人経験があることから、転職市場での需要が高いとされています。
なぜなら…
- ビジネスマナーの基本が身についている→短期間で成長の見込みが期待される!
- 募集や採用の期間が限定されていない→採用後、即戦力に!
社会人経験があることで、仕事に対する意欲や目的が社会人経験がない人と比べ高いことが高評価に繋がりやすいです。
そのため、自信をもって再就職の準備を始めましょう。
アピールポイントとして、前職での学びや自己分析から考えた会社との相性、選んだ基準を伝えると好印象につながります。
評価が高い例
- 前職で身につけた顧客対応力をアピールする
- 報連相の徹底をしてきた
- 独学で身につけたプログラミングでスキルアップをしたい
- 自分のペースで働けるフレックスタイム制のある企業を選ぶ
資格取得やスキルを学べるスクールに通う
新卒で退職した後、再就職で有利になるように資格の勉強やスクールでスキルを身につけることはおすすめの方法の1つです。
会社は辞めたけど、スキルに自信がなくて転職活動に不安がある人はチェックしてみましょう。
スクールに通うことで未経験業種ややってみたいことで書いた仕事にも挑戦できるなど、転職の幅を広げて相性があう仕事や働き方ができるでしょう。
新卒ですぐ辞めても人生終わりじゃない|まとめ

新卒ですぐに辞めることは、次の人生の再出発ができるということです。
しかし「辞めてよかった」と思う人がいたり、反対に勢いで辞めてしまったことで、「辞めなきゃよかった」と後悔している人もいたりします。
新卒1年目から3年目で辞めることが、自分にとって良いのか悪いのか判断して、その後を決めるきっかけにしてみてください。
