「動画編集者になるにはどうしたらいいの…」
「動画編集ってなにから始めたらいいんだろう…」
SNSやネットの普及や編集技術の進歩により、動画の編集が誰でもできる時代になりました。
時代の変化で”動画編集”の仕事もますます注目を集めています。
しかし、”動画編集を仕事にする”ということは、スキルを求められるということです。
この記事では、動画編集者になるために不可欠なスキル、働き方、稼げるまでのロードマップまでご紹介します。
動画編集者を目指している人はこれから何をすべきか考える機会にしてみてください。
動画編集者とは|4つの仕事内容

動画編集者とは、撮影された映像や音声を組み合わせて編集をし、”伝えたいメッセージ”を1つの動画としてストーリーにする専門家です。
その時に、パソコンの専用ソフト(Adobe Premiere Proなど)を使い、カット、テロップ挿入、BGM・エフェクト追加、色調補正などを行い、1つの作品として完成させます。
InstagramなどのSNSをはじめ、テレビ、映画、YouTube、広告など幅広い分野で活躍ができる仕事です。
働き方は様々で、正社員で働く人やフリーランス、副業で働いている人がいて、働き方によって、求められるスキルや年収も変わります。
主な仕事内容は大きく分けて4つあります。
企画・構成を考え確認する
まず、「どんなものを動画にして見ている人に届けたいのか」という企画や構成を考えます。
クライアントが求めている希望や目的を聞いて、届ける人(ターゲット)について、詳しくヒアリングします。
お互いに相談をしながら、思い描いているもののイメージを具体的にしていきます。
企業や個人、YouTubeやInstagramなど用途によって編集の方向性が変わるため、大事な行程です。
制作する動画の例
- 結婚式で使用する今までお世話になった人に向けた思い出長編ムービー
- YouTuberがファンに向けてつくる旅行の長編動画
- SNSでガーリー系アパレルブランドの商品PR
編集・カット
次に、届いた素材を使って、編集とカットの作業をしていきます。
使う部分を選定し、順番を入れ替えたり、見てもらい続ける構成にしたりして、見ている人を飽きさせない工夫をします。
動画をカットするスキルが必須の基本のスキルで、カットした部分を工夫して繋げることができるとさらに役に立ちます。
大枠が出来上がったら、ストーリーの流れが整っているかどうかまで確認します。
BGM・テロップ・効果音の追加
初めの印象や視聴維持を長く保つために、見ている人が飽きないような工夫をします。
動画ないの雰囲気に合わせてBGMを変えたり、テロップの種類を使い分けるなどをすると動画を十分に楽しんで見てくれるようになります。
最終調整チェック
最後に、編集までが一通り筋が通っているのか最終確認をします。
NGシーンなどがしっかりカットされているのか、編集ミスがないかも重要なチェックポイントです。
確認する項目の例
- ターゲットや目的に合った構成になっているのか
- 伝えたいメッセージが届くのか
- 見る人が最後まで見てくれるのか
- NGシーンのカットがされているか
動画編集者の正社員の平均年収は591万円

厚生労働省が公表している「職業情報提供サイト」によると、令和6年の動画編集者の平均年収は591万円です。
東京や大阪など大きな都市であればさらに給与の高い企業があったり、フリーランスで個人で稼いでいる人もいるのが現状です。
さらに年収アップを目指すなら、専門的なスキルが求められていきます。
動画編集者の主な3つの働き方

動画編集者の3つの働き方をご紹介します。
正社員や契約社員
正社員や契約社員の動画編集者は、映像制作会社やポストプロダクション(編集専門会社)、あるいは企業のマーケティング部門などに所属します。
チームで動くことが多く、映画、テレビ番組、広告など大規模な案件に携わるチャンスがあります。
さらに収入が安定していたり、福利厚生が充実していたり、プロの技術や機材に触れられるところが魅力です。
スキルがない場合でも、チームの先輩から教わりながらスキルを磨けるのもメリットの1つです。
キャリアアップの道筋が明確に示されているのが特徴です。
フリーランス
フリーランスの動画編集者は、時間や場所を選ばず働けたり、案件しだいで会社員以上の収入も実現できるところが魅力です。
得意な編集のスキルに特化して仕事を選んだり、スキルを磨くこともできます。
ただし、一通り編集のスキルがあることはもちろん、クライアントから長く選ばれ、「また任せたい!」と思われるような技術レベルも合わせて身につける必要があります。
収入を安定させるためにもスキルを磨くことは大切な要素です。
フリーランスの働き方の一例
- SNSでインフルエンサーの動画編集の案件をとる
- クラウドソーシングサイトで案件を探す
副業
副業の形で仕事をする動画編集者は、会社員やパート・アルバイトとして働きながら、スキマ時間や土日に動画編集を行う働き方です。
未経験からでも始めやすいのが特徴で、簡単なテロップ入れ、カット作業などができれば仕事にすることができます。
しかし、SNSの普及で動画編集者が増加しており、案件がなかなか取れないこともあります。
そのため、日々スキルを学んで使いこなせるような努力をすることが重要です。
動画編集スキルを学ぶための2つの方法

動画編集スキルを学ぶための2つの方法をご紹介します。
独学で学ぶ
独学で動画編集を学ぶことは十分可能です。
無料のオンライン講座や無料のアプリケーションが増えているため、初めて動画編集に挑戦する方でも、始めやすいのが特徴です。
例えば
- YouTubeの無料チュートリアル
- Udemyのオンライン動画講座
- 好きな動画のスタイルを完コピ)する
さらに、費用を抑えながら、自分のペースで進めることができるのも魅力です。
しかし、動画編集で”稼げる”ようなスキルを身につけるまで時間がかかってしまい、仕事で通用するようなスキルが身につかないままになる場合も多いです。
基本的に1人で進めるため、最新の技術やトレンド、経験者から学べる機会は少ないことがデメリットです。
スクールに通って学ぶ
スクールで動画編集を学ぶと、数ヶ月ほどの短期間で仕事の案件に対応できるようなスキルが身につきます。
初心者の人でも、動画の基礎から基本的な編集スキルまでしっかり学ぶ機会があります。
さらに経験者や現役動画編集者から直接アドバイスを受けることができるため、独学に比べ成長スピードが格段に早いのが特徴です。
ONEマーケでは…!
最短3ヶ月でスキルを身につけられるのが魅力の1つです。
さらにクライアントから選ばれ、選ばれ続けるような人を目指しています。
スクールによって雰囲気や経験実績、サポート方法などが異なるため、無料相談の機会を使いながら決めることをおすすめします。
ONEマーケで動画編集スキルを身につけるなら
- STEP1|YouTube編集で使うソフトやいい動画について理解しよう
- STEP2|テロップを入れてみよう
- STEP3|効果音/BGM/画像/カラグレをしてみよう
- STEP4|応用テクニックを理解しよう
- STEP5|Short動画verでSTEP1-4まで実践してみよう
(現役動画編集者からのフィードバック付き!)
独学で動画編集者になるための4ステップ

動画編集者になるための順番を4ステップでご紹介します。
STEP1|動画編集ができる環境を整える
使う編集ソフトを決める
動画編集者として仕事をするなら、まず「Adobe Premiere Pro」を使いこなせると幅広い仕事に活かすことができます。
Premiere Proは、業界で一般的に使われていることがほとんどで、案件の条件で必須項目となる場合が圧倒的に多いです。
Premiere Proはタイムライン編集、オーディオ編集、カラー補正などで高いクオリティを発揮します。
無料ソフトや他ソフトを選んだ場合、案件獲得のチャンスが激減してしまうデメリットがあります。
クライアントと同じソフトを使うことで、やり取りや編集の修正がスムーズに進められます。
ほかにも様々なソフトがありますが、まずは使いこなせるソフトを1つ身につけることをおすすめします。
さらに魅力的で高品質な動画を作成したい場合は、ほかのソフトを学んでみるといいでしょう。
Mac/Windowsで使える!Premiere Pro以外のソフトと強み
- Adobe After Effectsはアニメーションや3Dのような合成などのビジュアルエフェクト、動くテキストなどの編集に強いソフトです。
- Filmoraは、初心者から上級者向けのソフトです。無料版もあり、初心者でも始めやすく、さらに500種類以上のエフェクトから動画編集ができるソフトです。
- DaVinci Resolveは、趣味で使う人から現場で使う人まで幅広く対応します。色の調整に強みを持つソフトです。
- VN−Video Editorは。YouTubeなどの広告収益を考えている人も使えるソフトです。
- Capcutは、無料で使える編集ソフトです。スマホ連携が強く、豊富なエフェクトとPCでの安定した動作が強みです。しかし、商用利用が禁止されているため注意が必要です。
初めて動画編集を始める人は、こちらで細かく教えているため、参考にしてみましょう。
本格的にソフトを使って動画編集を始めたい人は、こちらからPremiere Pro(プレミアプロ)についてチェックしてみてください。
編集に最適なパソコンを用意する
編集に適しているパソコンは、動作が早く、スペック(機能、性能、構造、または能力)が高いものです。
動画編集でストレスなく作業し、クライアントからの急な修正にも対応できる環境を整えましょう。
動画編集に適したPCスペック
- CPU(動画編集アプリを動かす速度)は、Core i7以上が推奨される
- メモリ容量(動画処理の快適さ)は、最低16GBが必須で、32GBで安心できます。
- GPU(素材の書き出しや処理の速度)は、NVIDIA GeForce RTX30シリーズ以上推奨している
- ストレージ(データを管理する広さ)は、読み込みスピードが速いSSD500以上は必須。
ネットの環境を整える
動画編集で推奨されているのは、光回線でかつ、速度や処理スピードが速いものです。
さらに通信回線の上りと下りの安定性が編集作業には重要です。
*上り・・・動画をアップロードする時に使う回線で、アップロードの時間短縮に繋がる
*下り・・・動画を編集する時に使う回線
安定した回線の目安
- 上り下りともに100Mbps以上
- Ping値(端末からサーバーへデータを送信し、応答が返ってくるまでの時間)が15sm以下
- 全国で対応可能か
- 配線方式が作業場所に最適か(光配線方式かVDSL方式かどうかで通信速度が圧倒的に変わる)
STEP2|動画編集ソフトで基本的なスキルを身につける
次に動画編集ソフトで基本的なスキルを身につけましょう。
例えば、動画のカット、ノイズの除去、色調補正などです。
簡潔に動画で伝えたいことを伝えるためや、見た時のストレスを除去するために必要なスキルです。
さらにBGMや効果音の追加やテロップの挿入をして、見飽きない工夫ができると動画編集者として第一歩を踏み出すことができます。
無料でできるソフトもあるので、実際に試してみるのもおすすめです。
例を下記でご紹介します。
無料で操作ができるソフト
- Capcutでは無料でカット(分割)やエフェクト、アニメーションを挿入することができます。

STEP3|小さな経験を積み重ねる
ソフトに慣れるために、小さな経験を重ねてみましょう。
始めは時間がかかっていたものも、回数を重ねるごとに速く編集ができるようになったり、クオリティーも高くなっていきます。
案件や仕事を探すようになると、効率性やクオリティーが求められるため、それを意識しながら進めるのがポイントです。
慣れるためにすることの例
- インスタグラムのリールで1つ決めたものをコピーする
- 好きなYouTuberの動画の効果音やエフェクトを使ってみる
STEP4|案件や仕事を探す
ソフトの使い方に慣れてきて、使いこなせるようになったらさらに実践的な現場で仕事や案件を探してみましょう。
経験をしたことがある案件はクオリティーを意識したり、新しいアイデアを取り入れてみたりなど、新しい経験を積めるチャンスでもあります。
副業の案件や仕事を募集している場所
動画編集者が「やめとけ」と言われる理由3選

動画編集者がやめとけと言われる理由についてご紹介します。
動画編集者が急増で仕事探しが難しいから
SNSの普及で需要が増えたことで、動画編集者が急激に増加しました。
必須のスキルがない人でも、挑戦しやすかったり、動画編集をする機会が増えたことから初心者層のライバルが増えすぎており、案件が取りにくくなっています。
基本的な操作だけでなく、さらにプロとして、本格的な動画作り、「また頼みたい!」という声がこれから求められていくでしょう。
スキルの専門性や+αのスキルがないと稼げないから
動画編集の案件は単価が安く稼げない場合もあります。
案件の例
- YouTubeのカット・テロップ編集:1本1,000円〜5,000円
- TikTok、YouTube Shorts、Reels編集:1本1,000円〜
- 結婚式のムービー:10,000円 〜
しかし、動画編集の本格さや専門性を身につけておくと、”稼ぐ”ことに繋がりやすいです。
編集のクオリティをあげるだけでなく、関わる業務につながるものもできると、高単価の案件を獲得できることに繋がりやすいです。
+αでメリットのあること
- 編集+動画の企画から構成 数万〜/1本
- 編集+運用コンサル 数十万〜/1本
長時間労働や精神的疲労を感じやすいから
働き方の自由さや稼げるというイメージがある一方で、長時間の作業や報酬が見合わないなどの面から体力的にきつい場合があります。
例えば、1本1,000円のYouTubeのカット・テロップ編集の案件で編集時間に2,3時間かかってしまった場合、時給に換算すると300円ほどです。
編集にこだわる場合は、さらに時間がかかることもあるでしょう。
初心者の場合さらに時間がかかってしまうこともありますが、編集に慣れてきたり、スキルの習得を積極的に学ぶことで、効率よく、質の高い動画を納品できるようになるでしょう。
動画編集者に向いている人の特徴5選|必要なスキルも紹介

動画編集者に向いている人の特徴をご紹介します。
動画やSNSを純粋に楽しめる人
動画編集者はSNSやYouTube、映画などに興味関心を持っていることが、継続しができ、稼げる動画編集者になる近道です。
普段の映像に触れる時間に「こんな魅せ方があるんだ!」「思わず見入っちゃうなぁ」「自分の編集にも取り入れてみよう」などの分析はスキルアップにつながるため、動画の好奇心は有利な向き合い方です。
細かい地道な作業に丁寧に取り組める人
動画編集者は、長時間パソコンに向かって細かい作業をすることが多いです。
たった1分の動画を作るのに2,3時間かけることも日常茶飯事のため集中力も必要です。
一人で細かく、地道な作業を黙々とすることが苦ではない人は、動画編集の仕事に向いているでしょう。
新しい知識やスキルを身につけることが好きな人
動画編集者は、生き残り、高単価な案件をとるために日々アップデートされる知識やスキルを学び続ける必要があります。
AIの発展もある中、AIが苦手とする「人の感情に響く演出」や「自然な文脈」にも目を向けることができるとより長けた動画編集のスキルが身につきます。
「楽しさ」を追求する発想力・アイデア力がある人
動画編集者は「楽しさ」を届けるスペシャリストです。
たった数分から数時間の動画でどう楽しませるのか、見飽きないのかを考えながら動画作成ができることが求められます。
すでにある編集スキルだけでなく、最新のトレンドなどを取り入れるなどの工夫も重要な要素です。
発想力の例
- 冒頭3秒で「ポン!」という効果音で見入る導入にする
- バスっている曲をBGMに使う(著作権には注意する)
- 画面切り替えのアニメーションで見飽きない工夫を入れる
細かい違和感や違いに気づける人
動画編集者は、映像の細かい違和感に気づき、修正や改善ができることがクオリティの高い動画作成に繋がります。
例えば
- 効果音やBGMの音ズレ
- テロップの誤字やタイミングのズレ
- 切り替え後の明るさの違和感
動画編集者になるにはこれをしよう|まとめ

動画編集者になるための方法をご紹介しました。
日々進化し、注目される職業だからこそ、これからは、専門的で高クオリティーな編集ができることが重視されていきます。
動画編集者を目指そうと考えている人は、今できることから始めてみましょう。
