「強いガクチカってなんだろう」
「たいしてすごいユニークなエピソードなんてないし…」
面接やES準備をし始める中でこう思った経験はありませんか?
インパクトがあって、大手にも通用するガクチカでさらにユニークでインパクトがある経験がないといけないと思う人も少なくありません。
面接官が”すごい”と思うようなガクチカには”すごい”経験よりも3つの大事な要素が必要です。
この記事では、強いガクチカのエピソードをTier表を使いながら、評価される工夫と今からできることと共にご紹介します。
強いガクチカとは?

強いガクチカは、経験のすごさではなく、「自分から動いた行動力」から「チームで動いたこと」、それから生まれた「結果」が含まれているガクチカのことです。
面接官は、就活生が社会人になり、会社にどう貢献してくれそうなのかを伝えることができると高印象です。
数値を使って、内容の具体さをレベルアップすると伝わりやすいガクチカにもなり得ます。
一方で、アルバイトを題材とする学生が多い中、ユニークなエピソードを選んで、個性や熱意を伝えると面接官に印象が残りやすいです。
強いガクチカのエピソードランキング|Tier表

Tier表を元に強いガクチカエピソードのランキングをご紹介します。

起業|SSランク
起業は「売上を上げる」という目的において、企業が取り組んでいることと同じため高く評価されます。
さらに、目標達成のために考えた問題点や解決策、結果、結果を受けて感じた学びを伝えると“強いガクチカ”が完成します。
起業といっても、IT系、クリエイター系、マーケティング系、経営など様々あります。
起業のガクチカの例文
①SNS×マーケティング系
私が学生時代に力を入れたのは、SNSを活用した学生向けメディアの立ち上げです。
「就活やキャリアに不安を持つ学生が、気軽に情報を得られる場を作りたい」と考え、3人の仲間とチームを組み、Instagramアカウントをゼロから運営しました。
当初はフォロワーが伸びず、1か月で300人程度しか集まらない状況でした。そこで私は、投稿内容が一方的すぎる点が課題だと考え、アンケート機能を使って学生の悩みを収集。そこから「1投稿1テーマ・1アクション型」の構成に変更しました。また、役割分担を明確にし、私は企画・分析を担当しました。
その結果、3か月後にはフォロワーが4,500人を超え、企業からPR案件を受注し、初月で売上10万円を達成しました。
この経験から、課題を数値で分析し、チームで改善を回し続けることの重要性を学びました。
②クリエイター×EC販売系
私が力を入れたのは、オリジナルグッズのEC販売事業です。
「学生でも小さく始められるビジネスを作りたい」と考え、デザインが得意な友人と2人でチームを組み、Tシャツとステッカーの販売を始めました。
最初は在庫管理や価格設定が甘く、利益がほとんど出ない状態でした。そこで私は、原価・送料・手数料をすべて洗い出し、利益率を計算し直しました。また、SNSでの投稿内容も「商品紹介」中心から「制作の裏側」や「共感ストーリー型」に変更しました。
その結果、1か月で売上は2万円から15万円に伸び、3か月で累計売上40万円を達成しました。
この経験を通して、感覚ではなく数字を根拠に意思決定する姿勢と、チームで役割を活かす大切さを学びました。
長期インターン|SSランク
長期インターンは、実際の業務経験をアピールでき、そこで発揮したスキルや成果が高く評価されるでしょう。
さらに志望企業と同じ業種や業種のエピソードであるとなお良い印象を与えられます。
面接官が“あなたが働く場面”を想像できるとイメージしてもらいやすいです。
長期インターンのガクチカの例文
①IT・マーケティング系
私が学生時代に最も力を入れたのは、Webマーケティング会社での長期インターンです。私はSEOメディア運営チームに所属し、記事企画から執筆、数値分析まで担当しました。最初は自分が書いた記事が検索上位に表示されず、思うように成果が出ませんでした。
そこで私は、上位記事の構成やキーワードの使い方を徹底的に分析し、先輩社員と相談しながら改善案を作成しました。また、チーム内で共有できる「記事改善チェックリスト」を作成し、メンバー全体で質を高める仕組みを提案しました。
その結果、私が担当した記事の平均順位は3か月で20位内から5位以内に上昇し、月間PVは1.5倍に増加しました。
この経験から、課題を数値で捉え、チームと連携して改善を回す姿勢の大切さを学びました。
②人材業界・営業アシスタント系
私が力を入れたのは、人材紹介会社での長期インターンです。私は営業チームのサポートとして、求職者対応や求人票作成、データ管理を担当しました。当初は業界知識が不足しており、求職者のニーズをうまく汲み取れず、マッチング率が伸び悩んでいました。
そこで私は、社員の商談に同席し、ヒアリング内容を分析して「よくある不安・質問集」を自作しました。また、チーム内で共有し、対応の質を均一化する提案も行いました。その結果、私が関わった求職者の面談後のエントリー率は40%から65%に改善しました。
この経験から、相手視点で考え、チームで成果を最大化する姿勢の重要性を学びました。
マネジメント経験|Sランク
マネジメント経験は、業務遂行能力や状況把握力、チームを円滑に運営するための力が評価につながります。
社会人として立場が上がると、さらに重要な力となり期待される要素になります。
例えば
バイトリーダー 部活のキャプテン ゼミ長 インターンのマネジメント職
マネジメント経験のガクチカの例文
①バイトリーダー
私が学生時代に力を入れたのは、飲食店でのバイトリーダーとしての店舗運営です。私は15人のスタッフのシフト管理と新人教育を担当しました。当初はスタッフ間の連携不足により、ピーク時の待ち時間が長くなり、クレームが増えていることが課題でした。
そこで私は、業務ごとの役割を明確化し、ピーク前に5分間のミーティングを行う仕組みを導入しました。また、新人には「チェックリスト形式」の育成表を作成し、誰でも同じ水準で指導できる体制を整えました。
その結果、待ち時間は平均15分から8分に短縮され、クレーム件数も月10件から2件まで減少しました。
この経験から、現場の課題を可視化し、チームで改善を回すマネジメント力を身につけました。
②ゼミ長
私が力を入れたのは、ゼミ長としてのゼミ運営です。ゼミ生20名の進行管理と発表準備を担当しましたが、当初は議論が活発にならず、発表の質も低いことが課題でした。
そこで私は、事前に役割分担表を作成し、司会・資料作成・リサーチ担当を明確にしました。また、週1回の進捗共有会を設け、互いにフィードバックし合う仕組みを作りました。
その結果、発表の完成度が向上し、学内発表会では最優秀ゼミ賞を獲得しました。
この経験から、仕組みづくりでチーム力を高めるマネジメント力を身につけました。
ビジコン成績優秀者|Sランク
ビジコンの成績優秀者は、成果・過程・成長の3つを具体的に伝えやすい経験です。
書類選考やプレゼンの審査、事業計画プレゼンテーションなど複数の選考を通過する場合がほとんどです。
その過程で、問題解決能力や実際のニーズを生み出す力、分析能力も評価される大事なポイントとなります。
ビジコンのガクチカの例文
①マーケティング×地域活性
私が力を入れたのは、地域課題をテーマにしたビジネスコンテストです。私は4人チームで、商店街の集客改善を目的とした企画に取り組みました。私は顧客分析と施策設計を担当しました。
最初は「SNSを使えば若者が来る」という安易な発想でしたが、審査員から「根拠が弱い」と指摘されました。そこで私は、実際に商店街を訪れ、来店者50名にアンケート調査を実施しました。その結果、若年層の来店率は全体の15%と低く、「目的がないと来ない」ことが分かりました。
そこでイベント型施策に変更し、収益モデルも具体化しました。結果、書類選考、プレゼン、最終審査を通過し、30チーム中3位に入賞しました。分析と改善を繰り返す重要性を学びました。
②ITサービス企画
私が注力したのは、ITサービスをテーマにしたビジネスコンテストです。6人チームで「学習管理アプリ」の企画に取り組みました。私はユーザー調査と収益モデル設計を担当しました。
最初は機能説明ばかりの企画で、審査員から「課題が見えない」と評価されませんでした。そこで私は、学生30人にヒアリングを行い、「勉強の継続ができない」という悩みが70%に上ることを明らかにしました。
その結果をもとに、「行動が可視化される仕組み」に方向転換し、KPI設計まで落とし込みました。結果として、最終審査で優秀賞を受賞しました。データと仮説検証で企画を磨く力を身につけました。
部活|Sランク
大学時代の部活は、チームで動いた経験であることと忍耐強さや継続力、目標達成意欲などが評価されます。
さらに伝えるポイントとして、努力したこと、工夫したことを企業が求める人物に接点があるように具体的に伝えることを意識するといいです。
部活のガクチカの例文
①陸上部・チーム×改善
私が力を入れたのは、陸上部での活動です。個人競技ではありますが、チーム全体で結果を出すことを重視して取り組みました。
当初は自己ベストがなかなか更新できず、チーム内でも下位でした。そこで私は、自分のフォームを動画で撮影し、顧問や先輩にアドバイスをもらいながら改善点を洗い出しました。また、週1回のミーティングで練習メニューの提案を行い、全体の質を上げる工夫もしました。
その結果、100mの記録は13.2秒から11.9秒に向上し、リレーのメンバーにも選ばれました。この経験から、主体的に考え、チームに働きかける姿勢を身につけました。
②野球部・裏方×チーム貢献
私が最も力を入れたのは、野球部での活動です。私は選手ではなく、マネージャーとしてチームを支える役割を担いました。
当初は練習効率が悪く、選手の不満も多い状況でした。そこで私は、練習メニューの時間配分を見直し、各練習に目安時間を設定する表を作成しました。また、部員20名にヒアリングを行い、必要な備品やサポート体制を改善しました。
その結果、練習時間の無駄が減り、ミスの回数が約30%減少しました。チームは地区大会ベスト4に進出しました。この経験から、裏方でも主体的に動くことでチームを支えられると学びました。
留学|A
留学経験は、留学の中身よりも留学中に「どう考えて、行動したのか」「どんな力が身についたのか」、「工夫や学び」を伝えることがポイントです。
業界や企業を選ぶ際に、留学を通して生まれた関心や価値観に一貫性があるとさらに評価が高くなります。
関心や価値観の例
異文化の共生 日本と海外の繋がりの強さ 現地交流で感じた市民性の差
留学のガクチカの例文
①日本と海外のつながり × 問題解決
私が力を入れたのは、オーストラリアでの1年間の留学です。現地では日本人留学生同士で固まりがちで、国際交流が進んでいないことに課題を感じました。
そこで私は、現地学生と留学生が混ざる交流会を企画しました。10名規模から始め、徐々に参加者を増やす工夫として、英語が苦手な人向けに「テーマカード」を用意し会話をサポートしました。その結果、3か月後には参加者が10名から30名に増え、国籍も5か国に広がりました。
この経験から、日本と海外をつなぐ役割を担いたいという価値観が芽生え、将来はグローバルに事業展開する企業で、人と人をつなぐ仕事がしたいと考えるようになりました。
②市民性の違い × 主体性
私が印象に残っているのは、ドイツ留学中に参加した地域ボランティア活動です。現地では学生が当たり前に地域活動へ参加しており、市民としての意識の高さに衝撃を受けました。
私は現地学生4名とチームを組み、月1回の清掃活動の運営を担当しました。参加者が少ないことが課題だったため、ポスター作成とSNS発信を提案し、広報を強化しました。その結果、参加者は5名から20名に増え、地域住民との交流も生まれました。
この経験から、国や文化が違っても「自ら考え行動する姿勢」が社会を動かすと学びました。
資格取得|B
資格取得は、目標をしっかり達成できたことを一目でアピールしやすいです。
試験日から逆算して細かい目標を立てたり、計画を立てながら調整していく力が評価されます。
目標達成のための忍耐力や踏ん張る力はどんな企業でも必要になってくるものです。
志望する企業で発揮できそうなエピソードで一貫性を出すとさらに好印象です。
資格取得のガクチカの例
①ITパスポート × 課題解決力・主体性
私はエンジニア志望として、ITパスポートの取得に力を入れました。文系出身でIT知識がほとんどない状態からの挑戦でしたが、「基礎から体系的に理解する力を身につけたい」と考え、試験日から逆算して3か月の学習計画を立てました。
毎日1時間を確保し、最初の1か月は用語理解、次の1か月は過去問演習、最後の1か月は弱点補強に充てました。途中で理解が浅い分野が多く、模試で正答率が50%を切ることもありましたが、大学の友人と解説し合う勉強会を開き、アウトプット中心に切り替えました。
その結果、初回受験で合格することができました。この経験から、課題を分析し行動を修正する力を身につけました。
②TOEIC × 計画力・継続力
私が学生時代に最も力を入れたのは、TOEICスコアを1年で200点向上させたことです。将来グローバルに活躍できる人材になりたいと考え、試験日から逆算して月ごとの学習計画を立てました。
平日は通学時間30分と就寝前20分、休日は2時間を学習時間に充て、リスニング・単語・長文を毎週バランスよく進めました。しかし途中で模試の点数が伸び悩み、計画通りに進まない時期もありました。そこで同じ目標を持つ友人2人と週1回の勉強会を実施し、弱点の共有と教え合いを始めました。
その結果、TOEICスコアは580点から780点に向上しました。この経験から、目標達成には計画と改善を繰り返す姿勢、そして周囲を巻き込む力が重要だと学びました。
学業|B
学業は、興味・関心やどのような人柄なのかを知る要素となります。
ただし、授業に参加したということだけでなく、授業の中でチームで動いた経験や課題を発見し、動いて考えた経験などを含めると高く評価されます。
学業のガクチカの例
①ゼミ × 課題発見・改善力
私が学生時代に最も力を入れたのは、ゼミでの地域活性化プロジェクトです。5人チームで地方商店街の集客課題を調査しました。私は現地ヒアリング担当として20店舗以上に取材を行い、共通して「若年層の来店が少ない」という課題を発見しました。
そこで私は、SNS活用による集客施策を提案し、チーム内で役割分担を再構築しました。私は投稿内容とターゲット設計を担当し、3週間で15本の投稿案を作成しました。発信後、商店街イベントの来場者数は前年同月比で約1.4倍に増加しました。
この経験から、課題を構造的に捉え、チームで実行に移す力の重要性を学びました。
②実験・研究 × 課題発見力・継続力
私は心理学の実験授業での研究発表に力を入れました。4人チームで「学習効率と集中力」の関係を検証しました。私はデータ集計と分析を担当しました。
最初の実験では有効な差が出ず、仮説が否定される結果となりました。そこで私は条件設定を見直すことを提案し、実験回数を2倍に増やしました。再実験の結果、集中環境下では平均正答率が18%向上するという有意な結果が得られました。
この経験から、失敗から学び、改善を繰り返す姿勢の大切さを実感しました。
ボランティア|B
ボランティアは、社会貢献としてはいい取り組みとしてあげることができますが、「売上をあげる」という企業の目的とは、結びつかないことから評価されずらい点があげられます。
「ただ参加した、なにかした」ではなく、どう取り組みをして、自分の強みがどう生きたか、ボランティアを通してどう変化したのかが大切になってきます。
ボランティアのガクチカの例
①子ども食堂 × 課題発見・改善力
私が力を入れたのは、地域の子ども食堂でのボランティア活動です。当初は来場者数が伸び悩んでおり、平均15人程度でした。私は現場の運営補助をする中で、「認知不足」と「保護者との接点の少なさ」が課題だと感じました。
そこで私は、他の学生メンバー4人とチームを組み、SNSとチラシ配布による広報を提案しました。私は投稿内容の作成と配布エリアの選定を担当し、1ヶ月でチラシ300枚を配布、SNSは週3回更新しました。その結果、来場者数は平均15人から25人へと約1.7倍に増加しました。
この経験から、目的達成のために課題を構造化し、チームで実行する力を身につけました。
② 言語サポートボランティア
私が学生時代に力を入れたのは、地域の外国人住民向け日本語・生活支援の言語サポートボランティアです。活動当初、参加者は10人前後と少なく、継続率も低いことが課題でした。理由を探るため、参加者にヒアリングを行ったところ、「内容が難しい」「生活に直結していない」という声が多くありました。
そこで私は運営メンバー5人と話し合い、「生活に使える日本語」に特化したカリキュラム作成を提案しました。私は医療・買い物・役所手続きなど実用シーン別の教材を担当し、ロールプレイ形式の練習を導入しました。週1回・3ヶ月継続した結果、参加者数は10人から18人に増加し、継続率も40%から75%まで向上しました。
この経験から、相手の立場で課題を捉え、チームで改善を実行することで成果を出す力を身につけました。
サークル幹部|B
サークル幹部はチームの中心的な存在で、なくてはならない重要なポジションです。
しかし、企業とは違い数値や成果がはっきりと表れにくい部分が評価されづらいポイントです。
ただ、志望業界や志望企業に繋がるような、力を発揮できることを具体的な数値を含めながら伝えると高く評価してもらいやすくなります。
サークル幹部のガクチカの例
①イベント運営×集客改善タイプ
私が学生時代に力を入れたのは、〇〇サークルでの幹部としての活動です。私は副代表として、50名規模のメンバーをまとめ、年間イベントの企画・運営を担当していました。当初の課題は、新入生の定着率が低く、毎年30人入部しても半年後には15人程度まで減ってしまうことでした。
そこで私は幹部5名で話し合い、原因を分析しました。その結果、「活動内容が分かりにくい」「先輩との距離が遠い」ことが離脱要因だと分かりました。私は体験会の構成を見直し、少人数制の交流型イベントを導入しました。また、LINEオープンチャットで質問しやすい環境も整えました。
その結果、翌年は新入生40名が入部し、半年後の在籍者は28名まで増加し、定着率を約2倍に改善することができました。この経験から、課題を数値で捉え、チームで改善を実行する力を身につけました。
②組織改善×チームマネジメントタイプ
私が力を入れたのは、〇〇サークルの幹部としての組織運営です。私は会計担当として、部員約60名の活動費管理と運営体制の改善に取り組みました。当時は予算管理が曖昧で、イベントごとに赤字が出ることが課題でした。
そこで私は過去3年分の収支データを整理し、費用項目を見える化しました。そのうえで、幹部会で無駄な支出を洗い出し、外注していた作業をメンバーで分担する体制を提案しました。私は役割分担表を作成し、作業の進捗管理も担当しました。
その結果、年間で約15万円のコスト削減に成功し、活動の幅を広げることができました。この経験から、数字をもとに現状を分析し、チームを動かして成果を出す力を身につけました。
アルバイト|C
多くの就活生がアルバイトを題材にするため、ただ経験を書くだけでは、同じような就活生がたくさんいるため埋もれてしまう点が評価されにくい点です。
しかし、ここですることは、珍しいアルバイトを選ぶことではなく、自分から課題を発見して主体的に行動した経験が他の就活生と差別化できるポイントです。
アルバイトのガクチカの例
①塾講師アルバイト
私が力を入れたのは、個別指導塾の講師として、生徒の成績向上と満足度改善に取り組んだ経験です。当初は、生徒が宿題を提出しないことや、モチベーションが低いことが課題でした。
そこで私は、生徒一人ひとりの学習状況を記録し、つまずきポイントを可視化しました。また、他の講師と情報共有し、指導方法を統一しました。さらに、毎月1回、生徒と短い面談時間を設け、目標を一緒に設定しました。
その結果、担当生徒8名中6名が定期テストで平均15点以上成績を向上させ、保護者アンケートの満足度も前年より20%改善しました。この経験から、相手の立場に立って考え、チームで成果を出す力を身につけました。
②コンビニアルバイト
私が学生時代に力を入れたのは、コンビニでのアルバイトにおける業務改善です。勤務先では、レジ待ちのクレームが多いことが課題でした。私は混雑時間帯を観察し、時間別の来客数をメモにまとめました。
その結果、夕方18〜19時に業務が集中していることが分かり、私は店長に「レジ+品出しの分業体制」を提案しました。さらに、新人向けの簡易マニュアルを作成し、育成時間を短縮しました。
その結果、クレーム件数は月10件から3件に減少し、ピーク時の待ち時間も約30%短縮できました。この経験から、現場課題を数値で捉え、改善策を考え実行する力を身につけました。
サークル活動|C
サークル活動は、チームで取り組むという点は好印象である一方、問題解決、行動力、目標達成率などの面で評価しにくい点があげられます。
どのような企業にも必ず必要になる協調性を意識したガクチカ作成が必要になります。
サークルのガクチカの例
①文化系サークル
私が学生時代に力を入れたのは、映像制作サークルでのチーム運営です。メンバー同士の意見が合わず、途中で活動をやめてしまう人が多いことが課題でした。私はまず、活動後に必ず意見交換の時間を設け、良かった点と改善点を全員で共有する仕組みを作りました。
また、役割分担を明確にし、撮影・編集・企画をローテーション制に変更しました。これにより、一人ひとりが責任を持って参加できるようになりました。
その結果、途中離脱者は前年の8人から2人に減少し、学園祭の作品展示では来場者アンケートで満足度90%を獲得しました。チームで成果を出すためには、相手を尊重しながら動く協調性が何より重要だと学びました。
②スポーツ系サークル
私が力を入れたのは、フットサルサークルの運営改善です。当初はメンバー間の温度差が大きく、練習参加率が低いことが課題でした。私は出席状況を記録し、原因を探るために全員と個別に話す機会を設けました。
その中で「練習内容が単調」「目標が共有されていない」という声が多かったため、私は代表に提案し、月1回のミーティングと目標設定制度を導入しました。また、練習メニューをレベル別に分け、初心者も参加しやすい環境を整えました。
その結果、練習参加率は60%から85%に向上し、公式大会では過去最高のベスト4進出を達成しました。協調性を大切にしながら、チーム全体の力を引き出すことの大切さを学びました。
何もやってない|論外
今すぐなにか、取り組むことをおすすめします。
何もやってこなかった人を面接官はどう見るでしょうか。
会社で働いているイメージが持てなかったり、協調性が無さそう、などと思われてしまいます。
どうしたらいいかも、わからないけど「このままでいいのかな」と少しでも思った人はONEマーケのキャリアコーチにまずは相談してみませんか?
ガクチカと言えるものがないと思っていても、自分では気づいていない強みになるエピソードになることが多いです。
キャリアのプロに相談することで、印象に強く残るガクチカエピソードを見つけることができたり、さらに深掘りしたりなど不安に思っていることにアドバイスをもらうことができます。
ガクチカが高く評価される工夫|3つの要素を入れよう

ガクチカが高く評価される3つの要素をご紹介します。

チームワークであること
チームワークは企業で働く上で最も重要と言ってもいい要素です。
チームワークの中にも協調性、傾聴力、発信力、調整力などたくさんの切り口があります。
具体的な成果がなくても、直面した課題や困難をどのように考え・行動し・目標を達成したのかが大切になります。
自分から考え行動したこと
自分から問題を発見し、主体的に行動したことが高評価ポイントです。
チームワークについてのことと併せてガクチカを作成してみましょう。
就職すると日々問題を解決することが当たり前になります。
大学生活の中で就職後も活かせるような、繋がるようなエピソードを選びましょう。
数字やわかりやすい結果がでていること
数字や結果を上の2つの要素と共に伝えると他の就活生に埋もれない強いガクチカができます。
面接官が具体的な数字や結果があることで、経験が具体的に想像でき、より強く印象に残りやすくなります。
数字の具体例
- 売上が先月より10%上がった
- サークルの参加率が3ヶ月で2倍に
- 2ヶ月でTOEIC100点アップ
強いガクチカを考えるときの注意点

強いガクチカを考えるときの注意点をご紹介します。
嘘や盛った話は避ける
嘘や盛った話は8割の確率で見抜かれてしまいます。
面接官はガクチカを質問を通して深掘りし、就活生の個性や人柄、考え方の面を知ろうとします。
一貫性があり、具体的な場面を実際に経験していれば、考えや思考、過程を詳細に話すことができます。
面接前は、自分の経験を”初めての人が聞いてもすぐわかる”ような質まで練習をして、本番に臨みましょう。
アピールポイントは1つに絞る
「私は〇〇に力を入れました」というのは1つに絞りましょう。
そして”結論ファースト”を意識して一番始めに伝えましょう。
そして企業が求める人物に近づくように書くことがポイントです。

社風・業界に合ったエピソードを選ぶ
社風や業界、企業に合ったエピソードを選ぶことで、ガクチカが面接官に”パッ”と伝わります。
会社に入って、仕事を始めた後に活かせるようなエピソードも同時に伝えると好印象です。
”どのように活かすか”を大切にしましょう。

出来事の結果だけでなく「背景」や「思考」を含める
背景や思考を含めると、就活生が就職後どのような考え方をして、行動するのかイメージがしやすくなり、採用に繋がりやすくなります。
企業は「成長できる人材」を探し求めています。
そこで面接官が”営業職に向いているんじゃないか””几帳面な人だな”などが「成長できる人材」の判断の要素に繋がります。
強いガクチカにするために今からできること

強いガクチカにするために今からできることをご紹介します。
今あるガクチカを「なぜ?」でさらに深掘る
過去の経験から作成したガクチカをもう一度深掘りしてみることも大切です。
一見書く必要のないように思うような経験でも、振り返ってみると学びや成長につながったものと発見できることがあります。
深掘りする点
- なぜ資格取得ができたのか
- なぜチームで上手くいったのか
- なぜ悔しいと思ったのか
- なぜ乗り越えられたのか
経験と仕事の一貫性を意識する
業界と業種でのイメージが容易であると、面接官からの印象が強く残り、就職後の期待が高まります。
今までの経験と身についた力、それを就職後にどのように実現できそうなのかを見据えた話題を組み込むと印象アップにつながります。
キャリアアドバイザーにエピソードを強化してもらう
キャリア就活アドバイスのプロから客観的に見てもらうとより採用につながるガクチカ作成ができます。
なぜなら、プロは伝わりやすさをチームでの経験、主体性、結果を引き出しながら考えてくれるので、ありきたりなエピソードになることなく、唯一無二のガクチカに昇格させることができます。
キャリアアドバイザーが見てくれる部分
- 自己分析からガクチカまでの一貫性
- アピールポイントが1つか
- チームの要素が入っているのか
- 経緯、性格、思考の伝わり安さ
さらに、面接対策をすることもできるので、事前に模擬面接をしてみることもおすすめです。
面接ではガクチカに対し、面接官が質問をしながら進めることが多いです。
その時に「なぜ?」で深掘りしていると、スムーズに答えられるでしょう。
強いガクチカエピソードを作ろう|まとめ

就活で強いガクチカのエピソードをご紹介しました。
強いガクチカエピソードを作るには、”チームワーク””自分から動いたこと””数字”の要素があることが大事です。
自分の経験とTier表のガクチカを元に、インパクトのある自分を表現できるガクチカを作ってみましょう。
