「頑張ってるのに仕事なかなかできないな…」
「仕事ができる人の口ぐせなんだろう」
毎日バタバタして仕事をしているけど、「仕事できないって思われたくない」と思った経験はありませんか。
「仕事ができる人」は成果を出すだけでなく、自然に外見や言葉遣いにも現れます。
仕事ができる人がよく使う口ぐせがわかると仕事に対する向き合い方が変わったり、同僚から「〇〇さんがいてくれて助かりました！」と評価されたりします。
この記事では、仕事ができる人の口ぐせから特徴、仕事ができる人になるために今すぐ取り組めることまでをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
仕事ができる人とは？
仕事ができる人とは、相手の期待を上回れる人です。
例えば、同じ職場の人で仕事をバリバリこなすことができたり、上司や先輩・後輩に対して前向きな姿勢で明るく親しみやすい印象があったりする人です。
さらにお客様目線では、クライアントが求めているものを考え、提案ができ、「これがほしかった」と思わせられることができる人です。
振る舞いだけでなく、ピシッとした服装や習慣が仕事ができる人を認めてもらえる要素になります。
仕事ができる人からこのような印象を受け取ることができるのはある考え方と口ぐせがあり、下記で詳しくご紹介します。
仕事ができる人の口ぐせ15選
仕事ができる人が自然という口ぐせをご紹介します。
「ありがとうございます」
周りへの感謝は仕事での信頼関係を一層良くします。
仕事ができる人は日々の、周囲の人への感謝を惜しみません。
1人ではできない成果だとわかっているからこそ、自然と口に出てきます。
自然と社内やチームの雰囲気も明るくなっていき、仕事もしやすくなるでしょう。
「私がやっておきますよ」
「私がやっておきます」は、頼もしい印象が溢れる一言です。
指示を待つのではなく、自分から動くような姿勢や周囲からの信頼度が伝わってきます。
仕事で「この人になら任せてもいい」というような安心感を与えます。
「できます」
責任感や熱意、意欲が顕著に表れる言葉です。
すぐに始める、取り掛かるという意味も込めつつ、仕事に責任を持って、自分の意思で主体的に動いている姿勢を表すことができます。
チームや同僚と連携して仕事をしている人にとって、決められたスケジュール通りに進むことにつながるでしょう。
「〇日までに終わらせます」
責任感や信頼度がアップする言葉です。
ただし、頼まれたこと全てにそう言う必要はありません。
キャパオーバーになる前に、自分のできそうな範囲で引き受けましょう。
もしくは自分が優先すべきことがあるなら、断ることや一度相談することも大事です。
「教えてください」
できないこと、わからないことを聞く姿勢は仕事ができる人がよくしています。
助けを求めるのは恥ずかしいと思う方もいるでしょう。
しかし、わからないことがあるということは悪いことではなく、成長できるチャンスです。
謙虚に学ぶ姿勢が好印象で、周りからの協力を得られやすいです。
「頼られたい」と強く思っている人は自然とわからないことを聞いて、できないことをできるように変える姿勢がわかります。
「なんとかなる、大丈夫！」
失敗してしまった場面や緊急事態が起こった時、期日に追われているときに救われる言葉です。
「もうだめだ」とネガティブになった時に少しだけポジティブな気持ちになり、今できることはしようと思うことができます。
「〇〇さん」「〇〇課長」「〇〇先輩」
仕事ができる人は会話の中で相手の名前をたくさん呼んでいます。
仕事で名前を呼ぶことは相手を知っているという意味や信頼している証を表し、頼みたいことや確認したいことに加えて、名前も呼びながら伝えます。
名前を呼ばれると親近感が湧いて、ちょっと嬉しい気持ちになります。
上手に伝える例
- 「森さん、今進めている案件の進捗はいかがでしょうか？」
- 「大野課長、この書類をご確認いただいてもよろしいでしょうか？」
楽しみにしています！
一緒に仕事する上で相手に対する期待感と仕事に対するポジティブな姿勢を伝えることができます。
初対面の方にも使えるフレーズで、さらに企画のアイデアを出す時やプロジェクトが始まる時にも高い信頼関係を築くときに使います。
場面で使える例
- 取引先の方に使うなら
弊社と一緒にお仕事ができることをとても楽しみにしています。 - チームメンバーに使うなら
これから一緒のチームでお仕事ができるのを楽しみにしています。
ちょうどよかった
周りの状況を読み取って、柔軟な対応ができる姿勢が伝わってきます。
締め切りに追われて、切羽詰まっている時や直前のトラブルが発生すると焦りで周りの状況が見えづらくなります。
例えば、プレゼンの直前で資料の誤字を指摘してもらったときや取引先からのクレーム対応にすぐに対応しなければいけないときに1番救いになる言葉です。
そんな時に冷静に判断し、前向きに変えてくれる存在が一気に後押ししてくれます。
どうしてでしょうか？これはなんですか？
たくさん聞くことで信頼度や仕事への前向きな気持ちが表れます。
複数人で仕事を分担している場合は、その案件の詳細の熟知度や不明点などの擦り合わせが必要になります。
Todoがうまく進まない時は、素直に聞いてみるとスムーズに進みます。
まずはやってみよう
なにかに行き詰まった時に救われる言葉の1つです。
ピンチや作業が進まない時にこう言われると場の雰囲気がよくなったり、少しだけ前向きになることができます。
失敗したらどうしよう、またうまく行かなかったら…と思うとき、「まずやってみよう」と思うことができ、これがうまく行った時達成感で溢れます。
すぐ確認します
言われたことを曖昧にせず、すぐ行動する姿勢が信頼感を倍増させます！
仕事を誰かに任されたとき、進捗や期限をチーム全体で把握できる機会になります。
できることを考えよう
できないことや壁にぶつかった時、この前向きな提案が焦りを落ち着かせる一言です。
仕事ができる人は、考えるよりもまず行動することを大切にしています。
完璧じゃなくてもいいから、”何かできること”をしようとする姿勢が周りに希望を与え、自然と仕事ができるオーラが出るのでしょう。
お時間よろしいですか？
いきなり聞きたいことを聞くのではなく、一度「お時間よろしいですか」と聞く人は、気配り上手です。
さらに、どのくらいかかるのか時間の目安があるとより好印象です。
気配りができる印象が強い例
- 相談があるのですが、お時間よろしいでしょうか？
- 次のクライアントとの打ち合わせのことでお聞きしたいことがあるのですが、5分ほどお時間よろしいでしょうか？
進捗はどうでしょうか？
状況をお互いに把握するための言葉ですが、さらに印象によって相手の受け取り方も変わります。
仕事ができる人は、進捗の確認とどんな助けが必要なのか、自分にできることがあるかを聞く考え方を持っています。
統率力とサポート力どちらも持ち合わせているからこそ、自然と口にすることができるでしょう。
仕事ができる人が決して言わない口ぐせ8選
仕事ができる人が決して使わない口ぐせをご紹介します。
無理です
苦手なことや今できていないことに向き合おうとするのが仕事ができる人の特徴です。
仕事ができない人は「本当はできるのにやらない」人が多い傾向があります。
この時、仕事ができる人は自分ができないことを認め、先延ばしにせずに向き合います。
仕事ができる人の言い換え例
- 「まずはやってみます」
やってみないとわからないことも多いです。やってみた上でどこで躓いたのかを考えます。 - 「わからないので教えてもらえませんか？」
できないことを1つ1つできるようにする努力をします。できないことはできる人から教えてもらいます。
面倒くさいな
仕事ができる人は、めんどくさいと思ったときこそ、努力を惜しみません。
「面倒くさい」と言葉には出さずに、一度考える時間を作ります。
めんどくさいと思うことに”1つできる工夫 ”を考えてみると、自然となんでもこなせるようになります。
仕事ができる人が実践する工夫の例
- なんで面倒くさいと思うのか考える
- 周りに助けを求めて、分担する
「時間がありません」「忙しいです」
「忙しい」は、スケジュールの管理ができないという悪い印象を与えてしまう言葉です。
今の時代、忙しいのはみんな同じで、その中でどうやって効率的に仕事を進められるのかを考えられることが仕事ができる人によくある特徴です。
手が離せない時に仕事を頼まれた時は、今進めている業務と手が空きそうな時間や日時の目安を伝えるといい印象です。
口頭で頼まれた場合
- 「申し訳ありません。今、明日の会議の打ち合わせをするところなので、それが終わり次第手が空きそうです」
メールで頼まれた場合
- 「現在、来月納期の案件の対応で手が離せないため、1週間ほど期日を伸ばすことは可能でしょうか？」
でも だって
「でも」「だって」という言葉は言い訳をしている悪い印象を与えます。
さらに「だって」は幼稚な印象を与えると同時に、仕事ができない印象を強く与えます。
仕事ができる人は、失敗やできないことがあった時、一度それを認め、もう一度振り返る時間をとります。
言い訳を繰り返さないようにすると、すぐ動けるようになり、仕事ができる印象を与えることができます。
仕事ができる人の4STEPの考え方
- STEP1｜言い訳せず、失敗やできないことを認める
- STEP2｜原因は何だったのかを考える
- STEP3｜どうしたらよかったのかを考える
- STEP4｜STEP3を意識して、行動する
前も言いましたよね
一緒に仕事をする人を育てていくことができるともう一歩仕事のできる人に近づくことができます。
できないことをできるように努力している人にとって、それを否定されたような印象を与えてしまいます。
できることをできるように試行錯誤しているのを後押しできるような声かけを意識すると印象がとてもいいです。
後押しできる言い換え例
- 「一度しか伝えてないのに、ここまで理解できていたんですね！」
- 「ここだけ改善しましょう」
- 「今どこまではわかっていますか？」
〇〇のせい
他責思考の傾向がある人は仕事ができない人の特徴です。
自分の失敗やトラブルを認めようとせず、そのままになるといつまで経っても仕事ができるようになりません。
仕事ができる人は苦手なことを、振り返る時間を作り、今後同じことを繰り返さないために改善策を考えています。
後でします
「後でします」は先延ばし癖のある人がよく使う特徴で、「優先度が低いのかなぁ」と熱意が低い印象が伝わってしまいます。
仕事ができる人は、スピードを意識しています。
今対応中の仕事があり、すぐにできないこともありますが、その時もスピードを強調した返事をするといいでしょう。
仕事できる人が意識していることの例
- 1分ルールですぐに取り掛かる意識を持つ。
- 作業時間が数分から十分くらいのものを優先する。
スピードを意識した返事
- 「この仕事があと少し残っているので、終わり次第伺いますね」
- 「今日の午後1番で対応いたします」
疲れた
ふとした時に、口にしてしまいがちな言葉ですが、これによって空気がネガティブになったり、周りのやる気を奪ってしまう原因になります。
仕事ができる人は、疲れているのは自分だけではないことを忘れず、周りへの配慮を込めて口に出さないようにしています。
小さな心がけのおかげで働きやすい人、仕事ができる人に近づくことができます。
仕事ができる人の特徴6選
仕事ができる人の特徴についてご紹介します。
タスクを整理して効率よくこなす
仕事ができる人は、その日のタスクや締め切りまでのタスクを効率よくこなします。
数分から数十分程度ですぐできるものは先に終わらせたり、後回しになりそうなものはしっかり取り掛かる期日まで決めます。
仕事のタスクを書き出し、1つ1つ優先度をつけるといいでしょう。
具体的なタスク整理のステップ
- Todoリストを1日の始めに書く
- やることの優先度をつける
- 1日の終わりに振り返る
失敗を繰り返さない
どんな仕事でも初めてのことに失敗はつきものです。
しかし、1度間違えたことがあってもそれを繰り返さないように努めるのが社会の基本です。
メモをしたり、わからない時にすぐ聞いたりしてできるように意識しましょう。
意識した行動の例
- パソコンにメモをを貼って、いつでもすぐできるようにする。
- 上司にわからない部分はすぐ聞きながら覚える。
メールの返事が早い
メールや頼み事のレスポンスが早いことで、仕事がスムーズにすすみ、チームの人に働きやすさが伝わります。
自分の仕事の進捗や相手の進捗も把握することができ、仕事に対する姿勢も高い印象があるのがわかります。
周りで働く人の仕事の進捗がわからず、「今どんな状況？」と「どうなってんの？」と思う場面が圧倒的になくなります。
素直に自分と向き合う
仕事ができる人は自分と向き合う時間を作っています。
仕事で問題が発生したり、うまくできないなと思うときは、何ができていないのか、問題は何かを整理して、なにが足りないのか、どうしたらいいのかを考えます。
周囲の気配りができる
仕事ができる人ほど周囲をよく見ています。
自分の仕事をしながら、周囲の状況を見て、状況に合わせて声をかけたり、進捗を確認しています。
その中で自分ができることを探しながら、今取り組んでいることを調整し、柔軟に対応しようとします。
うれしい気配りの例
- 忙しい時期
「毎日毎日お疲れ様でした。おかげでスムーズにプロジェクトが進みました！」 - 長時間の業務が重なった時
「少し休憩しましょう、休みも大切な仕事です。」
1人でなんとかしようとしない
仕事ができる人は、周囲の人を巻き込むのが上手いです。
仕事を他人に任せられることも仕事ができる人の特徴です。
仕事をするとき、自分だけの力では限界があると判断したら、自分で全部やろうとせず、同僚に助けを求めることも大切です。
キャパオーバーになる前に気づいて、対処しようとすることが周囲からの評価を高ます。
チームで動いた時の例
- サブリーダーに概要を伝え、会議の資料作成案を部下2人に任せる
- 部下からの資料を元にさらに改善案を考える
仕事ができる人になるために今からできること
仕事ができる人になるために今すぐにできることをご紹介します。
仕事ができる人をロールモデルにする
仕事ができる人の行動やそれに至る考えを早く吸収することができます。
例えば、理想とする仕事ができる人の成功体験や失敗した経験から学びがあったり、具体的なキャリアの目標が明確になるチャンスでもあります。
さらに実際にしている行動や表れる価値観を真似することで、少しずつ自分のスタイルとして自然と身に付くようになります。
具体的にモデルにした例
- 「形から入る」という考えを持つ上司が実際に身につけている服装を真似する
- 先輩がTodoリストを付箋に書いて、優先度の高い順にパソコンに貼っていたのを真似する
- 朝活の習慣を真似する
To doリストで1日のタスクを可視化
書き出すことによって、その日の成果に直結し、業務が進めやすくなります。
たくさんの業務が重なると、何から手をつけたらいいかわからなくなり、業務が進まなくなる原因になります。
タスクと期日が一瞬でわかるようにスケジュールやGoogleカレンダー、付箋に書き出すのがおすすめです。
その際に、なにが優先なのか、すぐ完了しそうなのかも整理するといいでしょう。
1日の終わりに振り返る時間をつくる
仕事ができる人は、その日の仕事が完了しただけでは終わらず、さらに振り返る時間を作っています。
作業時間の短縮や効率化ができるようになり、ミスや無駄な作業も減ってきます。
結果的に、会社やチームの成長に貢献できることで「仕事ができる人」として認められます。
振り返るといいこと
- こ作業にかかった時間
- 今日の成長
- 業務がうまく進まなかったこと
- 改善できそうなポイント
仕事ができる人の口ぐせ｜まとめ
仕事ができる人がよく使う口ぐせをその背景にある考え方と共にご紹介しました。
仕事ができる人は自分だけでなく、周囲も気にすることができます。
仕事や周囲に対する考え方を持つことによって、自然と行動や口ぐせに表れるようになります。
仕事ができる人と評価されるために、今からできることを1つ意識してみましょう。
